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白鰐部隊(ホワイトアリゲーター) - (2012/01/25 (水) 23:11:27) のソース

【種別】 
計画名・組織名・都市伝説

【元ネタ】
実在の都市伝説『ニューヨークの下水道にはアルビノのワニが住んでいる』

【初出】 
とある科学の超電磁砲 PSPゲーム版 第五章
詳細は『蛇足、またはとある事件の終幕』

【解説】
[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]に流れる都市伝説の一つ。
ウワサ程度ならば耳に出来るが、その全容は不明瞭で、
「過酷な環境に適応して突然変異を起こしたワニの話になぞらえ、子供達を強制的に鍛え上げる組織」
「潜伏、移動に地下水道を利用している」
「下水道は『闇』の暗喩で、不用意に踏み込んだ者を引き摺り込んで喰らうのだ」
「研究者の間で噂される[[あるリスト>素養格付(パラメータリスト)]]の制約を破るための能力者育成プログラムが、
 対[[超能力者>超能力者(レベル5)]]用の安定した大能力者量産ビジネスに変質した」
など、荒唐無稽な話ばかりが浮かんでくる。

その実は、ある有名な研究者の手足となるために作られた、
脳まで改造された子供達による戦闘部隊。
メンバー全員が[[レベル>強度(レベル)]]4『[[油性兵装>油性兵装(ミリタリーオイル)]]』を所持する、
「大人の都合が通じない超能力者をプロジェクトから排除する為の、安定戦力としての大能力者」達の部隊であり、
同時に「尖りすぎた超能力者より安定した大能力者の量産を図る計画」でもある。
40~50人程度で構成された小隊で、メンバーは10代前半の少女達。
少女達が選ばれた理由には、
「感受性の高さ」、「出産の痛みに耐える女性としての耐久性」、
「第二次性徴の不安定な精神性が最適だった」などの諸説があるが、はっきりしていない。
運用側はあくまで理詰めで彼女たちを利用したため、ゲスな欲望の犠牲になる事は無かったが、
その理詰め故に身体や精神を切り刻まれ、画一的な能力が発現するように調整を受ける事になった。
集められた当初は『油性兵装』以外の能力者もいたようだが、
開発の過程でふるいに掛けられて消えていった。

人を人とも思わない過酷な訓練を繰り返していたようで、
中には「[[超電磁砲>超電磁砲(レールガン)]]を想定した砲弾を受け止める」などという物も。
訓練や任務をこなす毎に同期の仲間達が死んでいき、精神が摩耗する事で、
生き残った者達は「運用側への恐怖」と共に、
「生き残った自分は特別な存在である」という思いを抱くようになる。
そういった精神が極まると、「上には刃向かわず、任務だけを淡々とこなすだけ」の兵隊が出来上がり、
運営側はその工程を持って部隊を制御していた。
なお、この状態に陥った者は『獣』と呼ばれていたらしい。

後に何らかの事情で運営側が崩壊し、生き残った者達だけが取り残される事になった。
壊滅時点での生き残りは半数程度で、お互いがその後どうなったかは確認が取れない状態だったらしい。
『獣』だった[[相園美央>相園美央(あいぞのみお)]]はその後[[西東颯太>西東颯太(さいとうそうた)]]と出会い、
彼のカウンセリングによって「普通の女子高生」としての生活を手に入れた。
しかしその一方で、自ら『闇』に戻って仕事をこなしていた[[兵藤真紀>兵藤真紀(ひょうどうまき)]]のような者もいる。
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