【種別】 [[魔術>魔術(まじゅつ)]] 【初出】 新約七巻 【解説】 髪や爪など、標的の体の一部を特殊な方法で破損することで、標的の肉体に遠隔地から攻撃する術式。 魔術を『感染』と『類感』という大雑把に二つの分類に区切ったときの片割れで、 ポピュラーなところでは『丑の刻参り』などが存在する。 作中では[[土御門元春>土御門元春(つちみかどもとはる)]]が[[雲川芹亜>雲川芹亜(くもかわせりあ)]]を撃破する際に使用。 この時は人形を省いて体の一部のみで発動するようにアレンジしており、 雲川の右目を抉り取って奪い、発動させた。 このアレンジはポピュラーな儀式にポピュラーなアレンジを加えただけのもので、 [[魔術師>魔術師(まじゅつし)]]に感付かれればすぐに対策を施されてしまう程度。 しかし、土御門の持つ魔術サイドの側面を把握していなかった雲川には対策を立てることが出来ず、 「右目を犠牲に勝利を掴み取った」という確信を抱いたまま奇襲を受ける形となり、敗北してしまった。 詠唱: (くそったれども、むなくそわるいしごとのじかんだ) 「鉄ト釘ヲ以テ願イ奉ル」 (こんなものはながれさぎょうだ。 くそやろうのむねにまっすぐだんがんをぶちこんでやれ) 「我ガ手ニハ憎キ者ノ標有リ。 其ノ血ト肉ヲ辿リ持チ主ヘ呪ヲ結ベ!!」 ----