【種別】 [[魔術(まじゅつ)]] 【元ネタ】 [[ブリーシンガメン - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%83%B3]] 【初出】 新約八巻 【解説】 [[フレイヤ]]が扱う『仔』を即興で産みだす術式。いわばRPGにおける召喚魔法のようなもの。 自身の魔力を一度子宮に誘導し、各種の『萌芽の方向性』を与えた上で、 ブリーシンガメンという宝石に打ち込む事で、同じ宝石を核にしながらも全く違うデザインを実現させている。 普段は宝石のような形だが、発動させると赤い濡れた糸が宝石を中心に特定の姿(いずれも北欧神話に登場する猛獣がモチーフ)となる。 宝石1個は「コスト」と表現され、1体を造るたびにコスト1、また、巨大化1回につきコスト1を消費する。 また、共倒れの伝説でもある北欧神話における神々とその敵対者の大半はラグナロクと呼ばれる世界の終末で相打ちとなるよう調整されており、 そこを強調して術式を構築する事で、善が悪を、悪が善を、というように猛獣が互いに喰らい合う攻撃手段にも繋げる事ができる...との事。つまるところ猛獣同士を喰らい合わせることで、片方がもつコストを取り込む=巨大化させることができる。 元は何者かに襲撃され命の危機に晒された母親を守る為に『胎児を安全に出産させる術式』を攻撃用に転化させたもの。 本来の形がおまじない程度のものだったのか、正しい手順を踏んで組み込まれた術式であったのかは不明。 [[インデックス>禁書目録(インデックス)]]がこの術式に介入し、制御権を切り替える術式を組み込む事で母体の制御権は母親へと戻った。 造られた猛獣達は物理攻撃でも倒せるが、[[フレースヴェルグ]]ほどのサイズともなれば、ミサイル数発でようやく互角といった程。 作中で『産みだされた』怪物達。 『[[地の底這う悪竜(ニーズヘッグ)]]』、 [[ムスペル]]、スバジルファリ、フギンとムニン、ラタトスク、フルングニル、ヒミル、スニル、ヒルディスビニ、フレースヴェルグ などなど、いずれも北欧神話に登場するもので、多種多様。 元ネタとなる北欧神話においても特に有名かつ人気なもので、多くの研究者がこぞって取り扱った題材にも関わらず、 一体どんな効果があって何を象徴しているのかも不明のままとなっているブラックボックスであるらしい。 【詠唱】 「コスト1・ブラック・コール//スバジルファリ」 「コスト70・ブラック・シフト//『地の底這う悪竜』Vol.02!!」 ----