【種別】 技術 【元ネタ】 Archetype:心理学用語で「原型」「典型」 [[Wikipedia - 原型>http://ja.wikipedia.org/wiki/元型]] 【初出】 新約十一巻 【解説】 人間の共通認識や共通価値観を創造・実装・破壊できるという、 言ってみれば[[アレイスター=クロウリー]]の独断でパラダイムシフトを起こす技術。 具体的な原理・方法は描かれていないため、詳細不明。 影響範囲は死生観から食文化、宗教観念など多岐にわたり、[[木原唯一>木原唯一(きはらゆいいつ)]]をして反則技と言わしめた。 [[脳幹>木原脳幹(きはらのうかん)]]曰く、[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]、[[超能力>超能力(ちょうのうりょく)]]、そして科学サイドという言葉を作って、 人類全体を科学信仰とでも呼ぶべき「枠組み」に放り込んだのもアレイスターの仕業らしい。 さらに言えば[[「木原」という括りそのもの>木原一族]]も生み出し、やろうと思えば 異端の科学というアーキタイプによって周囲から切り離されている「木原」の存在定義すら霧散させ、 牙を抜かれた腑抜けにまで陥らせることが出来る、という事らしい。 たとえば新約15巻にて[[円周>木原円周(きはらえんしゅう)]]に実行した際には、 少年院をホテルのように快適に感じるように価値観を「設定」し、多額の金を支払ってまで彼女に居座らせ続けた。 脳幹の推測によれば、科学サイドのみならず、 『黄金』時代に栄華を極め、今なお強い影響力を残す『[[近代西洋魔術>近代西洋魔術(きんだいせいようまじゅつ)]]』という名のアーキタイプを駆使する形で、 今日の[[魔術>魔術(まじゅつ)]]サイドという括りの根幹までも自在に出来るだろう、とされる。 アレイスターがどんな形であっても存命している限りは効果が続くらしく、 [[コロンゾン]]との戦闘でアレイスターが死亡した際、 脳幹は「原型制御の効果がまだ続いている」ことからアレイスターの生存を察知した。 世界を書き換えるとき、[[魔神>魔神(まじん)]]であれば[[位相]]を操作するところだが、 その魔神を憎むアレイスターが、別の原理で編み出した手法ともいえる。 ただし、位相が世界そのものの見え方を改変するのに対し、こちらはその世界に広がる常識を自在に操るものである。 ----