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ファイブオーバーOS(アウトサイダー) - (2018/07/03 (火) 12:14:57) のソース

【種別】
[[ファイブオーバー]]

【初出】
新約11巻

【解説】
「根底となる技術は[[超能力者>超能力者(レベル5)]]と全く異なるが、結果として出力される現象が超能力者に酷似しているもの」を指す。
OSはOutSiderの略。本来のファイブオーバーからすると下位機種のような存在。

[例えば[[グラウンド・ジオ]]で[[蜜蟻愛愉>蜜蟻愛愉(みつありあゆ)]]が用いた[[磁性制御モニター]]は、
人間の脳の内部構造をダイレクトに操る[[食蜂操祈>食蜂操祈(しょくほうみさき)]]とは違い、心の内側ではなくその外側を装飾する事で、
「心の方が間違っているのではないか」と思い込ませて精神操作を行う技術体系となっている。

【 Five_Over (OutSider). Modelcase_"MENTAL_OUT".】

操作する人間の指示に従い、磁性制御モニターをコントロールする基幹に当たるもの。
丸い大きな頭のようなもの胴体に、タコやイカの触腕のように表面を無数の吸盤で埋め尽くした関節のない軟体性の機械の腕を持つ。
デザイナーズゲルと呼ばれる人間の手で再デザインされた脂肪で作られており、機械でありながら身に纏うことができる。

高い効果を発揮してはいるものの、試作品故の様々な問題点があり、量産体制は確立されていない。
一つはファイブオーバーOSを操作する一人の視点だけでは広範囲に及ぶ景色をカバーできず、多くの『視点』協力者が必要という点。
この欠点を看破した食蜂は、『常盤台中学最大派閥』という戦力を活かし、超広範囲包囲網を形作る協力者全員のレンズを奪い
それら全てを掌握。レンズ全てに悪意を込めてフィードバックを返すことで、操り人形の糸を一本一本動かすようにファイブオーバーOSの制御を乗っ取った。

事件収束後、本機及び[[同系列のファイブオーバー>ファイブオーバー モデルケース・メンタルアウト]]は食蜂によって完全に破壊され、設計データも抹消されたはずだったが、[[木原唯一>木原唯一(きはらゆいいつ)]]が磁性制御モニターのサンプルデータを流用して[[理想送り>理想送り(ワールドリジェクター)]]の奪取に利用している。

詳細なデザインは[[灰村キヨタカ>灰村キヨタカ(はいむらきよたか)]]氏の公式HPを参照のこと。

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