【種別】 [[魔術(まじゅつ)]] 【初出】 新約12巻 【解説】 [[サンジェルマン]]が使う炭素を操作する術式。ダイヤモンドの傷を直したという伝承に由来する。 建材がカーボン系で統一されている[[ダイヤノイド]]の全ドアを固着させて中の客を閉じ込めた。[[高熱>原子崩し(メルトダウナー)]]で壁に穴を開けても5秒で塞ぐ徹底ぶり。 床・壁・天井を槍に変える多角攻撃は、単純ながら[[幻想殺し>>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]に対して非常に有利な攻撃手段である。 炭素を制御すれば有機物も操作できるので「植物細胞で出来た動物」という生物兵器(あとがきでは「植物装甲」と呼ばれていた)も生み出せる。その筋力は圧倒的であり、 [[アネリ]]の推定した数値を見た[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]はエラーではないのかと唸ったほど。 事実、作中では[[麦野>麦野沈利(むぎのしずり)]]の[[原子崩し>原子崩し(メルトダウナー)]]を立て続けに撃ち込まれ、[[アネリ]]が鋼の豪腕で鋏を抑え、[[絹旗>絹旗最愛(きぬはたさいあい)]]が[[窒素装甲>窒素装甲(オフェンスアーマー)]]を纏ったまま突撃した上で、[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の[[幻想殺し>>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]で顎を殴りつけなければ止めることすらままならなかった。 その他、一酸化炭素中毒やダイヤモンドカッター等々、炭素に関連した攻撃方法は多彩かつ苛烈。 ----