【分類】 概念・[[位相]] 【元ネタ】 常世・常夜(とこよ)とも。永久に変わらない神域を指す。 [[Wikipedia - 常世>http://ja.wikipedia.org/wiki/常世]] 【初出】 新約十巻 単語としては新約十二巻 【解説】 『[[魔神>魔神(まじん)]]』である[[僧正]]、[[ネフテュス]]といった、真の『[[グレムリン]]』が潜む空間。 この世界に存在する全ての『位相』、 [[オティヌス]]が全てを破壊して何一つ残らなくなった真っ暗な世界から、 更に薄紙一枚隔てた場所に存在する、何人にも把握・破壊できない『位相』。 内部は距離や時間の概念が意味を持たず、髪の毛一本分の隙間が無限の距離に広がるような場所。 『魔神』達は自分たちの存在を知覚させないため、この空間の中から現世を観察していた。 [[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]とオティヌスの戦闘が決着した際、 [[アレイスター=クロウリー]]によって侵入され破壊された。 地の文でアレイスターが侵入した時点(交戦前)で「安全領域は失われ、実存世界に放り込まれた」とあるため、戦闘の余波によるものではない。 これによって『魔神』たちは現世での行動を余儀なくされる。 新約10巻のラスト、アレイスターが侵入したところが『隠世』の初登場であり、新約11巻では(実際にも言葉としても)一切登場していない。 ----