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隠世(かくりよ) - (2015/03/27 (金) 17:15:14) のソース

【分類】 
概念・[[位相]]

【元ネタ】 
常世・常夜(とこよ)とも。永久に変わらない神域を指す。
[[Wikipedia - 常世>http://ja.wikipedia.org/wiki/常世]]

【初出】 
新約十巻
単語としては新約十二巻

【解説】 
『[[魔神>魔神(まじん)]]』である[[僧正]]、[[ネフテュス]]といった、真の『[[グレムリン]]』が潜む空間。
この世界に存在する全ての『位相』、
[[オティヌス]]が全てを破壊して何一つ残らなくなった真っ暗な世界から、
更に薄紙一枚隔てた場所に存在する、何人にも把握・破壊できない『位相』。
内部は距離や時間の概念が意味を持たず、髪の毛一本分の隙間が無限の距離に広がるような場所。
『魔神』達は自分たちの存在を知覚させないため、この空間の中から現世を観察していた。

[[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]とオティヌスの戦闘が決着した際、
[[アレイスター=クロウリー]]によって侵入され破壊された。
地の文でアレイスターが侵入した時点(交戦前)で「安全領域は失われ、実存世界に放り込まれた」とあるため、戦闘の余波によるものではない。
これによって『魔神』たちは現世での行動を余儀なくされる。

新約10巻のラスト、アレイスターが侵入したところが『隠世』の初登場であり、新約11巻では(実際にも言葉としても)一切登場していない。
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