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ダイアン=フォーチュン - (2018/10/20 (土) 19:09:13) のソース

【種別】 
人名

【元ネタ】 
黄金の夜明け団に在籍していた実在の魔術師。
[[Wikipedia - ダイアン・フォーチュン>https://ja.wikipedia.org/wiki/ダイアン・フォーチュン]]

【初出】 
新約十八巻

【解説】
『[[黄金夜明>黄金夜明(S∴M∴)]]』に所属していた[[魔術師>魔術師(まじゅつし)]]。
1900年[[ブライスロードの戦い]]を経て失敗の呪いを受けた「黄金」に、
[[ミナ=メイザース]]から「手厚い」保護を受けて1919年に入団し、再興できない結社の復古を無理矢理目指した非業の魔術師。

150cmに届かない小柄で色白な体軀と赤いショートの髪に、白ベースのふわふわしたドレスを着た中学生ぐらいの見た目の少女。
霊媒体質であり、限界を超えたストレスやショックを受けるとトランス状態に陥ってしまう。

結社内では[[魔道書>魔道書(まどうしょ)]]の執筆やオカルト雑誌への寄稿、文通に通信教育、講演会といった、旧来のやり方に縛られないマルチな活動を行なっていた。
無駄の多い古き因習を打倒してスマートで新たな術式を組み上げると主張していたが、
彼女の編纂した魔道書はもはや「黄金」の守備範囲を超え、その教義はオリジナルの域なのではと結社内の魔術師からも首を傾げられる程だったらしい。

なお、結社の縄張り争いが原因で師匠筋だったミナを本気で怒らせてしまい苛烈な魔術攻撃を受けたことがあるため、
彼女を「お姉さま」と呼びながらも恐怖心を抱いている。
([[娘々>娘々(ニャンニャン)]]によると「家の周りを黒猫だらけにされたり、知らぬ間に背中一面肉食獣の爪で引っかかれたり、虎と見紛う黒猫の幻影を出されたりした」らしい。あのミナの性格を考えるとどれだけの怒りを買ったのだろうか)

戦闘では黒い箱型の「自己情報無限循環霊装(アーキタイププロセッサー)」に術式を突っ込み、「伝言ゲームの変遷・混淆」によって本人でも「何が出るかわからない」魔術を操ることで、敵方の作戦や戦術を崩して運任せのランダム対決に持ち込む。
彼女自身もぶっつけ本番のアドリブ魔術を強要されるのだが、
純粋な強運を武器として「予測不能の状況(インビジブルモンスター)」を常に味方につけて戦い、相手のあらゆる策に「悪い方の意外性」を与えて瓦解へと追い込む。
ただしどんな相手とも確率勝負で戦わざるを得ないため、
他の「黄金」メンバーとは違い[[魔神>魔神(まじん)]]勢とは決定的に相性が悪い。

[[クロウリーズ・ハザード]]を殲滅した後、[[ネイキッドショッピングセンター]]に逃げ込んだ[[アレイスター>アレイスター=クロウリー]]達を狙い襲撃するが、
[[極超音速衝撃波圧縮打撃砲>極超音速衝撃波圧縮打撃砲(スーパーソニックストライカー)]]によって撃墜され、
さらに仮面舞踏会の君が召喚したタフサーサーラスの一撃に巻き込まれる。
重傷を負って倒れていたところを[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]に救助され、
滝壺を守るためウェストコットやアニーに立ち向かった彼に恩を返すため、結社の仲間を交渉で退かせる。



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