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メノラー - (2010/08/28 (土) 13:38:53) のソース

【種別】
[[魔術>魔術(まじゅつ)]]・[[霊装>霊装(れいそう)]]

【元ネタ】
ヘブライ語で燭台を意味する単語。
特に、ユダヤ教において、神がシナイ山頂でモーセに与えた特殊な燭台を指す。
七肢に分かれた形をしている。

【初出】
十一巻

【解説】
[[ビアージオ=ブゾーニ]]が首からかけている十字架の総称。
セフィロトの樹の別表現、七本のロウソクによって例えられる[[四界]]の象徴を、
数十の十字架によって置き換えたものだと思われる。

ビアージオは、十字架の持つ意味を開放することで攻撃手段としている。
本編中で使用されたのは、聖マルガリタの伝承、
聖ルキア、聖クリストフの伝承、『神の子』処刑の際の伝承を元にした攻撃。
それぞれ、外敵を廃し内部に安全地帯を作る役割、
その重きにおいて人の驕りを直す性質、装備品の重量を肩代わりさせる効果を示す。
簡単に言えば十字架の巨大化と重力攻撃。
直接的な重力攻撃には「重さ」はあっても「速度」はないのでダメージ自体はたいしたことないが、
不可視なので回避は困難で、頭に負荷をかけて昏倒させることができる。
なので足止めとしては優秀で、巨大化十字架にかけて落下速度を増すこともできる。
ただし上から下へと働くため、ネタが割れると軌道は読めるし、頭より上に物を置いておけば防御可能。
巨大化十字架はその重量よりはむしろ爆発的な膨張によってダメージを与える攻撃。
いったん膨張が始まるとビアージオにも止められないため、当麻に十字架の向きを変えられ自滅した。

登場した術式
 「――十字架は悪性の拒絶を示す」
 「――ならば、その悪性は我が十字架が拒絶する」
 「――十字架はその重きをもって驕りを正す!!」
 「――シモンは『神の子』の十字架を背負うッ!!」