【種別】 人名・通称 【元ネタ】 イタリア語。acqua:水 【初出】 十三巻 【解説】 [[聖人>聖人(せいじん)]]にして『[[神の右席>神の右席(かみのうせき)]]』。二つ名は『後方のアックア』。 全長5mを超す巨大な金属棍棒(メイス)を聖人としての身体能力で扱うだけでなく、 神の右席の能力として『[[神の力>神の力(ガブリエル)]]』の性質を持ち、受胎告知との関係から『[[聖母の慈悲]]』を行使できる。 また聖母の慈悲の効果により、神の右席が使用できない通常の人間用魔術も使用可能。 それに加え、神の子と聖母の両方の身体的特徴をもつ『特別な聖人』であり、その力は[[天使>天使]]にさえ匹敵する。 ただし、二重の加護から得る莫大な力は非常に制御が困難であり、 通常の聖人に比べ『処刑』に代表される「聖人の弱点」に極端に弱くなってしまっている。 (普通の聖人である[[神裂火織>神裂火織(かんざきかおり)]]には通じない、 「有刺鉄線を用いて即興で作られたチャチな刺殺の象徴」ですら、力の制御に影響してしまうほど。) 外見は青系の長袖シャツを中心にゴルフウェアを連想させるスポーティな格好の茶髪白人。 その体躯・格好と合わせて静かで揺るぎない雰囲気を放つ。 アックアを名乗る前はフリーの傭兵として活動しており、当時の名は[[ウィリアム=オルウェル]]。 [[英国]]『騎士派』の騎士として任命直前であったことがあり、[[テッラ]]には「元騎士の貴族様」と揶揄されるが、 自身は「傭兵崩れのごろつき」と嘯く。 なお、傭兵時代の経験から培った戦闘技術のことを「傭兵の流儀(ハンドイズダーティ)」と自称する。 水の魔術の扱いに長けており、直径2キロの範囲で質量5000トンの水を一滴残らず掌握し、 それを宙に浮かせ自在に操る。 さらに操る水で空中に複雑怪奇な[[魔法陣>魔法陣(まほうじん)]]を形成し、 20m近い水柱のハンマーや30m近い複数の水の槍、 様々な角度から襲いかかる水の尾、ボール状の巨大な塊などの様々な攻撃術式で敵を圧倒する。 また、靴底と路面の間に水を張り滑るように高速移動する術や、 水の体積変化による爆発を起こすルーン魔術に加え、「人払い」などの基本的な魔術も習得している。 他にもどういった魔術なのかは不明だが、自身の影の中にメイスを収納し自由に出し入れすることが可能。 【口調】 語尾に「~である」を多用する。 「―――貴様の前にはいくつかの選択肢があったはずである」 【参照】 →[[ウィリアム=オルウェル]] 【コメント】 ◆最初に姿を現したのが上条の前だったためか早速アッークアと呼ばれはじめている。 ◆肉弾戦タイプな上に、これといったルールの穴もないという上条の天敵。 ねーちんと天草式の面々、そして聖人崩しがなければ打倒できなかっただろう。 ◆2重聖人という特性上、「処刑」を使えるテッラとは本来相性が悪かったと思われる。がそもそもの身体能力が桁違いであったため、 魔術を使われる前に瞬殺してしまった。逆に天罰に対しては聖母の慈悲を使えるため、ヴェントとは相性が良いと思われる。 ◆公式絵でメイスの全容が見れるがこれ以上ないってくらいにダサい。 ◆17巻で、一方通行に続く主人公格になったかも。熱いぜカッコいいぜ ◆聖人の魔法名エピソードには感動 ◆↑×2そして強力すぎる力が半減してしまうのも同じ ◆最新の18巻の表紙ゲットォォォ!!! ◆取り合えず痺れたねぇー、18巻表紙おめでとー! ◆ヴィリアンに見つけられそうになってうろたえる姿が可愛すぎる ◆騎士団長の謀略により後戻りできないフラグを立てられた人 ◆メイスといい、アスカロンといい、リアルで考えるとかなりバカ長い得物を持ってるような…… ◆確かに無駄口は少ないが、VSキャーリサ戦といいVS騎士団長戦といい、やたらいいトコ持って行く。 アックアが出てくると上条さんの存在感が下がりがち ◆自分の身長と体重を大きく超える得物なので重心は確実に武器側にあるはず。 振り回してもすっ転んだりしないのは何らかの魔術を使用しているのかも知れない。 ◆騎士団長に頼んだ伝言は要約すると「俺、この戦争が終わったら結婚するんだ…」という死亡フラグ。 ◆あの伝言は団長が「色」をつけたもんだろ ◆騎士団長「俺、この戦争が終わったら(アックアを)結婚させるんだ…」 ◆何か強い人はこの作品だと弱体化もしくは能力制限があるね。 一方通行然り、この分だと神裂も聖人云々よりおっぱいの人になっちゃうよ。 ◆神裂さんは別に弱体化はされてないぜ。相手が悪いだけで ってか21巻で並の魔術師レベルにまで一気に弱体化されたんだが… この作品、上条とか浜面以外はひたすら弱体化に苦しむ連中ばっかになっちまった… ◆↑むしろ禁書目録世界において弱体化は活躍フラグだからOKかも。 ◆22巻で満身創痍のアックアの助太刀にくるのが、かつてアックアが助けた人々なのが燃える。 ----