【名前】三塗伽藍(さんずがらん)
【性別】女
【所属】
科学サイド/
オーディナル
【能力】重量天秤(スケールドバーター) レベル4
【能力説明】
触れた一つ目の物体と次に触れた二つ目の物体の重量(引力によって生じる重さと慣性力によって生じる重さ)をそっくりそのまま交換するという能力であり、一度触れて使用すれば手放しても五、六分は状態を維持できる。
入れ替えられる重さの差は五十トン程度で、その差に収まる物体であれば大小は問わない。ただし、気体や液体は形が特定できないので不可(容器ごとであれば可)
三つ目の物体に能力を使用すると自動的に一つ目の物体に及んでいる能力の効果が切れ、二つ目と三つ目が重量を入れ替えられた状態になる。このように次々触れて順繰りで重量の交換をしまくることも可能。
後述するように鬼の片棒は見た目に反して使い勝手が悪く、サブウェポンの扱いである。
専用武器として用意している。金棒というネーミングだが実際はタングステン鋼製の四メートルのメイスのような形状をしており、総重量は三百キログラム。
打撃の部分は空気抵抗を減らす工夫を凝らし、持ち手となるグリップには打撃を与えた瞬間に微妙に後方へ刃がズレて力を逃がして伝えないような構造が備わっており、衝撃で手首を痛めることはない。
使い方はまず振りやすい適度に軽い重量に交換し、目標に命中する瞬間に元の重量へと戻す。命中した後は再び軽い重量に交換することですっぽ抜けることを防止する。この性質上連撃には向かない。
命中すれば大重量の打撃を与えられるが、振る方向は垂直か水平かという
パターンに固定されるため軌道が読まれやすいという弱点がある。
あえて身体に分相応な大きさで使い勝手の悪い武器を使うのは見た目が与える強烈な印象
【概要】
浅間学園付属中学二年。
学級崩壊事件で巻き込まれた被害者であると同時に加害者であり、一年留年するはめになっている。本来なら退学も必至であったが、招蝶や「先生」の助けで留年に踏みとどまったという経緯があり、双方を慕う。
スキルアウトや暗部などは元々悪の塊だとしてこれを掃討するのに良心の呵責は一切感じないが、勘の鋭い彼女は薄々と「先生」がそれより深い悪事に手を染めているのではと疑いつつある。
素行は不良の時期を経たこともあって悪いと言わざるを得ず、問題児扱いであるが、徐々に友人の手で矯正されている。
オーディナル内では同じ五指の一人である招蝶の「静」と彼女の「動」がうまく合わさるように戦闘スタイルが確立している。
アクティブな性格で趣味もスポーツが多いが、ニチアサのアニメを視聴する隠れた趣味を持つ。数か月ごとに発売されるアニメのDVD
ボックスを寮内の友人に押し付ける(ポストに突っ込む)。治療のために冥土返しの病院でお世話になったことがある。
その戦闘スタイルから嫌でも悪目立ちするため、その名も『鬼畜ロードまっしぐらな金棒娘』とか『悪い子は日曜夜に現れる六道の鬼畜(シックスロードデーモン)にお仕置きされる』という都市伝説が流れるほど界隈では有名になってしまっている。
【特徴】
茶髪セミショート。くりんとしたアホ毛が特徴だが、コンプレックスらしく普段はキャスケットを被って隠しており、戦闘時にだけ脱ぐ。
野球部に属するいわゆる体育会系で、制服をラフに着こなす。鬼の金棒を扱うため、革手袋をはめている。
熱血というだけでなく頭も回る様で部活でも
マネージャー兼コーチを務めるほど。
【台詞】
一人称はワタシ。二人称は親しい場合は名前+さん・くん付け呼び。そうでない場合はアンタ。「先生」のことを「先公」と呼ぶ。
「何々、招蝶さん。あー、「先公」からのオーダーか。じゃあしかたないね。ワンゲーム終わったら切り上げよっかー。」
「スケールドバーター、――――『鬼の金棒』の重量を『食べ残しの米粒』へ。よっこらせっと。逃げるのも戦うのも同じこと。――――全ては圧倒的なオーダーの下でアンタらは平等にひれ伏すだけってねぇ!」
「『不幸だー』って叫ぶツンツンイガグリ頭の高校生にぶつかって弁当台無しにされたぁ? 『オーディナル』の第一位さまが? あっはははははっ、何それ、笑えるからやめてよー!プーププププッ! ・・・・・・ひぃーひぃーひぃー。で、どーせ「先公」に弁当をねだる口実にする気でしょー? そんなあからさまな抜け駆けは許さないよー、代わりにワタシのを分けてしんぜようか。」
「振り向いてほしかったら、あの「先生」を出し抜いて見せるほどの才能を開花させたら、いいんじゃないって思うんだよね。ワタシはそーやって考えて毎日能力の開発(トレーニング)に勤しんでるよ。」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2016年04月06日 19:44