【名前】招蝶尋花(しょうてふじんか)
【性別】女
【所属】
科学サイド/
オーディナル
【能力】催眠能力(ヒュプノシス) レベル4
【能力説明】
精神系統能力の一種で、集団を催眠状態としてその意識を奪って指令を与える能力。その間の記憶は目覚めた後に残らない。
ただし、催眠能力でありながら眠らせる力は弱く、元から睡眠状態にある人間に使用したほうが効果を発揮する。
彼女はこの欠点を克服するために何セットも連なる袋に催眠導入剤の粉末を小分けして持ち運んでおり、能力使用時には超小型のハンディ型ファンやドローンなどでそれを散布するという手順を踏む。
効果対象は半径五十メートル圏内の十数人程度だが、粉末を散布した場合は半径百メートル圏内の百人規模に及ぶ。
この能力の真価は同一対象に繰り返し使うことで覚醒状態でも能力不使用で彼女の命令を聞くよう設定されるという効果にある。
【概要】
浅間学園付属中学三年。学内の他の教員は呼び捨てにするのに対してとある教員を「先生」と呼び慕う。
オーディナルを率いる上位五人の一人であり、リーダー格である。その活動の中で他人に奥ゆかしさを望む一方で自身の言動に矛盾を生んでも殆ど気にしないという自己欺瞞の塊。
「先生」に心酔しており、その教えを学校に根付かせるべく卒業までに自分の後継者を探し出すのが彼女の重要な役割でもあり、そのためにお気に入りを寵愛しつつ、邪魔者を排除するという選別行為を行っている。これは学内に留まらず他校にも手を伸ばしており、他のグループとの抗争にも発展している。
ただしこうした性格は「先生」による教育方針と学内の特殊な環境によって形成されたところが強く、彼女が羽休めと呼ぶオフの時間帯はそうしたことから一切解放され、本来の盛り上げ上手な女子中学生といった感じで表の友人関係を作っている。
またどんな地味っ子も洒落乙にする特技を持つ。
常盤台中学に入ることにあこがれていたようだが、同じく付属小学校からの進路相談で学級崩壊事件が発生し、断念せざるを得なくなり、結局エスカレーター式でこちらに来た経緯がある。
得意教科は古典と日本史。寮生活で自転車通学をしている。
【特徴】
普段は学生服を着て活動している黒髪ロング少女。ウェーブがかった髪に友達からのヘアピンを刺している。
ブランドバッグなどを持ち歩くことは分相応に思っており、特注の黒の革製スクールバッグを愛用。
【台詞】
一人称は私。二人称は男であれば「貴方」、女であれば「貴女」だが感情が高ぶると「お前」か「呼び捨て」になる。強調するために同義語を言葉を重ねる癖がある。
「よしなさい。焦らずとも慌てずとも騒がずとも敵はとうに私の掌中にあるのですわ。私たちはひたすらに静かに慎重に陣中でじっと待っておればよいのです。」
「――――良心の痛み?虫に刺されたくらいなんてことありませんわ。」
「お前は何もわかっちゃいませんッ!先生はッ先生はッ!生き残るために戦うために勝つために、どんな手でも使うのが正義だと仰いましたわッ!まさしくその通り!!」
「ドジでへなちょこでそそっかしい貴女ですけど、それでも私の大切で不可欠で揺るぎない友達ですものね。さーて、今日はどこへお出かけ?」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2016年03月25日 12:16