【名前】綺織白良(あやおり しらら)
【性別】女
【所属】科学
【能力】思念動力(パラサイキッカー) レベル3
【能力説明】
触れている物体に能力者自身の思念を送り込むことで物体を一定時間意のままに操る。
一般に念動力が物理的エネルギーを発生させて対象に外部から働きかける能力であるのに対し、
彼女は思念を送り込むことで対象を内部より動かしており、前者とは似て非なる能力である。
念動力というよりも思念使いに近い能力であるが、念写能力と同じく分類上PKに属している。

長所は一度思念を送り込めば、無意識下でも同じ動作を繰り返させることが可能な点である。
また内部より対象を操作するため物体の外部情報ではなく寧ろ内部の情報を取得できる。
観測によって得られた情報は同強度の思念使いと比べて少なく、持主の特定までは出来ない。
短所は彼女の送り込む思念が残留思念と変わらないため、思念使いによる妨害を受けやすい点である。
特に人間を含めて固有の意思を有する動物を操作することは不可能である(内部情報の観測は可能)。
また特定の物質を操作する念動能力者と比べると、操作の精度が格段に劣っている。

因みに思念を物体内部に送り込む過程が重要であり、ただ触れただけでは能力を行使することは出来ない。
操作可能な質量及び体積、範囲は同強度の念動力並。思念を送り続けないと約15分後には操作できなくなる。
【概要】
霧ヶ丘女学院に在籍。高校2年生。白帝学園中学を卒業。外江百華の親友。
中学の頃に何度か痴漢に遭ったことが原因で男性恐怖症を患い、高嶺の花である霧ヶ丘への進学を決意。
それ以降は能力開発に傾注するようになり、苦難の末に志望校への合格を果たした。
少し変わった能力と口調以外は至って普通の女の子であり、深窓の令嬢とまでは言い難い。
努力家であることは間違いないが、才能の限界に直面したせいか近頃は能力開発に熱心に取り組まなくなった。
それでも何時も明るく周りに笑顔を振りまくことで今にも泣き出しそうな自分自身を制御している。

外江百華とは近隣区の大型ショッピングモールで偶々知り合い、すっかり意気投合している。
都合が付く日には彼女と二人で買い物に出かけたり、勉強のお手伝いをしてあげたりもしている。
綺織にとって外江は妹みたいな存在であり、実際に白帝学園中学に在学中の妹よりも可愛がっている。
また彼女の保護者について名前を聞いてはいるものの、同じ霧ヶ丘女学院に在籍していることは知らない。
【特徴】
身長157㎝,体重46㎏。暗褐色の長髪。瞳の色は黒色。胸は控えめ。一応美少女と言える外見。
中学までは冴えない黒縁眼鏡を掛けていたが、高校進学時にコンタクトレンズをつけるようになった。
また身の回りの物に名前を付ける癖があり、例えばお気に入りの財布に『ゆきちくん』という名前を付けた。
【台詞】
「ゆきちくんは男の人じゃないもん。だから恐くなんかないよ」
「百華ちゃんは学校行かないの?学校って色んな子がいてとっても楽しいんだよ」
「諦めきれなかったよ。でもね、その内頭がジンジンしてきてもうバクハツしそうになったの」
【SS使用条件】
特に無し

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最終更新:2014年03月16日 22:17