【名前】アップリケ=エインズワース 、魔法少女☆あっぷりけ(自称)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「魔法少女」を魔術的に再現した魔術を使う。
【説明】
日本のサブカルチャーである「魔法少女」を魔術的に解釈し、表面的に再現した術式を扱う。
具体的には、「ピンクのハートを撒き散らす竜巻」や「ステッキを振って繰り出す不可視の刃」。
魔術師として活動する際は自ら変身と称してコスチュームに着替えるが、これは幻惑系術式と早着替えを同時に行っているだけ。
さらにアニメの影響で魔術を使う時は技名を叫ぶ。魔術的意味はないらしい。
ちなみに「ピンクのハートを撒き散らす竜巻」は「キューティ☆ハリケーン」、「ステッキを振って繰り出す不可視の刃」は「マジカル☆リリカル☆ブレード」と名付けられている。
厳密に言うとオリジナルの術式を編み出している訳ではなく、既存の術式を複数同時に上手く利用して魔法少女っぽく見せているだけ。
偶像の理論を適用し、変身コスチュームや魔法のステッキ等のサブカルチャー的アイテムを霊装に用いて術式に組み込んでいる。
使っている術式自体はさほど高度なものではないが、「見せ方」が上手いため、魔術師というよりもアニメの魔法少女がそのまま三次元化したように見える。
ただし、ある程度魔術に精通した人間が見れば簡単にタネが明かせるレベル。
その他、治癒術や占術や日常生活に役立つまじない等が使える。っていうかむしろそれが本来の得意分野。
【概要】
ミドルスクールに通う十四歳の女子中学生で、ロンドン出身のイギリス人。年が離れた兄がいるらしい。
魔術結社「魔女の夜会」に所属しているが、表向きは一般人として生活している。
代々受け継がれてきた白魔女の血筋「エインズワース一族」の末裔で、魔女見習いの少女。
「エインズワース一族」は白魔女であったため、魔女狩りや迫害を逃れ、現代まで存続できた。
時代が経過するにつれて魔女の力は衰退し、今ではほとんど一般の民間人と化して普通に生活している。
これでもアップリケはエインズワース家の跡取りなので、一族の技術や歴史を後世に伝えるために修行を積んでいる。
しかし、幼い頃に魔法少女モノの女児向けジャパニメーションにハマり、伝統とか由緒とか習わしとかぶっ飛ばしてとんでもないことになった。
親戚一同は頭を悩ませているらしい。
「エインズワース一族」は白魔女なので、治癒術や占術やまじないなどが本領。
現在は、一族の方針に従ってとりあえず魔女の夜会に所属している状態で、暇なときに集会に顔を出しているくらいで特に表立った活動はしていない。
修行中の魔女見習いなので魔法名は持っていない。
正式に跡取りとして認められたら魔法名を持つのが、代々続く一族のしきたりらしい。
【特徴】
変身後の魔術師としての姿は、第一印象が「コスプレした美少女」。
常に女児向けアニメのコスチュームのような謎の衣装を着ている。
フリルとリボンと露出満載のエロ仕様で、明らかに大きなお友達向けのデザイン。日本のネット販売で購入したらしい。
また、ツインテールにセットしたピンク髪のウィッグを使用し、カラーコンタクトで瞳もピンクに見せている。
全体がピンクで統一されており、アニメの魔法少女がそのまま三次元化したかのように見える。
これら全ての着替えを「変身」時は2秒半くらいでやってのける。
ちなみに変身前はセミロングの金髪に茶色い瞳。
【台詞】「☆」を多用する。特に二字熟語の間に「☆」を入れた謎単語をよく使う(「変☆身」など)。人称は「アップリケちゃん」「あなた」「あのひと」等。
「そう、アップリケ=エインズワース は世と魔女狩りを忍ぶ仮の姿……『魔法少女☆あっぷりけ』こそがアップリケちゃんの真の姿なのでーす☆ いざ、変☆身!!」
「正義が勝☆利するのは大昔からのお約束! 悪は大人しく撲☆滅されるのでーす!」
「魔法少女は魔女の下位的存在ってアップリケちゃんは思ってるんだけど……あながち間違ってないよね?」
【SS使用条件】ご自由に
最終更新:2012年06月23日 19:04