【名前】君早(きみさき)/本名・岾居藤乃(やまい ふじの)
【性別】女
【所属】科学
【能力】念動能力(サイコキネシス)
【能力説明】レベル4
学園都市では至って一般的な能力の一つ。
しかし幾ら便利な物でも使い方によっては凶器になり得るように、この能力も何かを破壊する方面に力を使えば凶悪な能力に変貌する。
念動力の中でも特に捻る動作を得意としており、
相手の眼球を無理矢理捻り切り視界を奪う、敵の四肢を文字通り捻り潰すといった使い方から、自分の身体を捻る運動で上手く能力を用いる事で遠心力を調整するといった芸当も出来る。
【概要】
“霧の盗賊”の参加者、所属する学校は不明だが、見た目から推測するに高校生。
両親が学園都市で研究職に就いてはいるものの、全くと言っていい程研究者としての実績を上げられていない。
そんな両親にとって大能力者である彼女は、彼らの最後の希望でもあり、彼らの矜持を保てる唯一の要素であった。
異常と言って良い程の期待を掛けられ、徹底した英才教育を施される。
彼女に少しの自由すら与えず能力開発の為の努力を強要させられ、少しでも身体検査(システムスキャン)の結果が下がれば両親から罵声の嵐を浴びせられ、
虐待に近い扱いを受ける。もはや彼女にとって家庭とは安息の場となり得てはいない。
何度も親を能力で捻り殺してやろうかという殺人衝動に駆られながら、何とかそれを抑え込む為に少ない時間を縫って家を抜け出しては
“霧の盗賊”の討伐に参加し、スキルアウトを自分の両親に見立てては出来る限り無残に殺すことでその気持ちを晴らし続ける。
下手に大能力者になってしまった自分、自分を苦しめる両親、そんな環境を生み出した現実、学園都市…とにかく色々な物を憎んだ結果、
もはや何もかもが憎く思えてしまい、常に苛立ちを感じて生きている。
精神的に不安定な部分もあり、優勢な時には全参加者の中でもかなり上にあたる実力を発揮するものの、
いざ窮地に立たされると途端に冷静さに欠けるような行動を決まって連発する。
その為
家政夫(ヘルプマン)からは“いざという時に使い物にならん役立たず”と認識されている。
(勿論そんな事を家政夫が本人に言うはずも無く、あくまでそう思っているだけに留まっているが)
また自分とは全く対極の状況で苦悩する
安田 とはなんとなく距離を置いているがそれが一体何故なのか二人ともハッキリと分かってはいない。
【特徴】
普段は大人しく理性的だが、一旦リミッターが外れると一気に凶暴化、暴走すると手に負えなくなる。
服装は上下灰色スウェットに白色のスニーカーと何とも色気の感じられない格好だが、その中身は未だ未知数(家政夫談)。本人曰く“スウェットは部屋着”らしい。
中肉中背、髪は適当な長さで切りそろえてあるが、その日その日で長さが別。
【台詞】
一旦プッツンする話すセリフも前後でつながらない事もしばしば
「ウッゼェンだよォこの糞虫!愚図!能無し!!何でもかんでも私に押し付けやがって」
「結局あの間抜け共は私の事育成ゲームのキャラか何かと勘違いしてんだろうなぁ、こっちは溜まったもんじゃねえんだよ」
「ふぅ…スッキリした。これで一週間は我慢できそう」
【SS使用条件】
とくになし
最終更新:2012年06月26日 12:42