【名前】ウルスラ=ユリハルシラ
【性別】女性
【所属】魔術
【能力】魔眼(イーヴィルアイ)
【説明】
各地の伝承を基にした眼球型の霊装を状況に応じて使い分ける。
魔眼は眼窩に嵌めなければ発動せず、同時使用できるのは二個まで。
「石化の眼」
ギリシア神話に登場する怪物、メドゥーサの魔眼を模した霊装。瞳は緑。
材料には、宝石の様に輝くという特徴と、石化という効果から、土の属性色である緑色をした宝石、エメラルドが用いられる。
発動すると、視線に連動して動く目玉模様の魔法陣が空間に現れ、中心部から深緑の光線が直線的に発射される。
光線には石化効果があり、これに接触した箇所は瞬時に緑色の石と化し、生物であれば身動きが取れなくなる。
また、石化した箇所は耐久性が著しく低下するため、容易く破壊される。
物理的破壊力は無く、あくまで光線を浴びた対象を石化するだけだが、同じ箇所に当たり続けると徐々に石化の範囲が広がって行く。
メデューサが鏡のような盾に映った自身の眼によって石化してしまったことから、磨き抜かれた魔術品に光線が当たると反射してしまうという欠点がある。
この魔眼から流れた涙には石化を解く効果がある。
「屠殺の眼」
ケルト神話に登場する魔神、バロールの魔眼を模した霊装。瞳は赤。
オリジナルの魔眼は「見た者を誰でも殺すことができる」という凶悪な物。
これはレプリカであるため、見ただけで殺すことは出来ない。
対象を凝視し続けることで、行動する気力を徐々に殺がしてしき、最終的には動けなくしてしまう。
視界から外れてしまえば気力は元に戻る。
「千里の眼」
千里先まで見通すと言われる魔眼を基にした霊装。瞳は青。
発動すると目玉模様の魔法陣が現れ、中心から青い目玉が無数に生み出される。
目玉には「広範囲に散らばり、周囲の景色を映す」ものと「先の目玉が見ている景色を空間に投影する」ものの二種類がある。
「呪怨の眼」
悪意を持って相手を睨みつけることにより、対象者に災いを齎すという邪視。瞳は紫。
この「災い」を「破壊」と解釈することで、霊装から物理的な破壊力を伴った魔力のエネルギー弾を連続で発射する。
【概要】
フリーランスの魔術師で、ヘルシンキ生まれのフィンランド人。
生来からの全盲であり、自分が生まれ落ちたこの世界が一体どういう物なのか、皆が見ている世界がどういう物なのかを知る為に魔術師となった。
自ら製作した魔眼で視た世界は全て白黒ではあったが、彼女にとっては、初めて視た世界の広さなどよりも、
世界を視る事が出来る眼の方がずっと素晴らしく、尊いものに感じた。
眼に完全に魅入られたウルスラは「世界を視る為に魔眼を得る」という当初の目的から外れ、超自然的な効力を持つ魔眼を作る為、
眼球を蒐集する為に魔術師として活動する。
眼球愛好者(オキュロフィリア)であり、眼のためには手段を選ばない眼の亡者。
仕事の報酬は、少しの金銭と一つの眼球さえ貰えれば満足。気分によっては眼球だけ貰う時も。
眼に並々ならぬ執着を持っているという以外は普通の人で常識人。
眼の霊装を用いている関係上、物事の洞察力や観察力が優れている。
【特徴】
26歳。身長168cm。体重54kg。
ブロンドの長髪。普段の眼の色は真鍮色。北欧美人。
ファッションショーに出てきそうな奇抜で奇妙なデザインの服装。
【台詞】
「凄いでしょ、この眼。私のお手製なのよ。ほら、これなんかも凄いわよ」
「貴女、綺麗な眼を持っているのね。海のように深い深い、それでいて澄んだ青色」
「出来ることなら、あまり血は流したくないわね。だって、痛いのは嫌でしょ、お互い」
【SS使用条件】
自由

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最終更新:2012年07月06日 22:18