【名前】バルトロメオ=ヴィヴァルディ
【性別】男性
【所属】魔術
【能力】聖歌詠隊
【説明】
ローマ正教の最終壁「真・聖歌隊」を参考にした、七百体の人形を手元の「指揮棒」で操作する術式。
術者の詠唱と、指揮棒から送信される命令文を霊装が受信し、命令の通りに行動する。
完全な自律行動ではないため、強制詠唱などの妨害術式の割り込みを受けてしまうが、
詠唱は極限まで短縮、暗号化も複雑にしているため、そう簡単に制御を奪えるものではない。
直接操作しているのは十二体だけで、それ以外の人形は「神殿」で聖呪の大合唱をさせている。
人形達が紡ぐ聖呪を集積することにより、術者と十二体の人形が放つ魔術の威力は何倍にも激増。
「棒」の象徴する属性が火である魔術的要素から、何百何十にも束ねられた赤き火花が融合した強大な紅蓮の神槍が前方に放たれる。
神槍の威力はグレゴリオ=クアイアのそれと比べるとかなり低いが、それでも、直撃したものを焼き尽くすことは出来る。
【概要】
ローマ正教所属の司教。ヴェネツィア出身の作曲家・演奏家。世界的に有名なヴァイオリニスト。
パドゥーラ修道院の修道院長。パドゥーラ聖歌隊の指揮者でもあり、聖歌隊員からの信頼は厚い。
7歳より正教会付属の音楽学校に入り、二年飛び級で、しかも主席で卒業。その後、ミラノのマリア慈善院付属音楽院で協奏曲長に就任する。
バルトロメオの指導の下にオーケストラの技量は飛躍的に伸び、一年後にはオペラハウスでの演奏・合唱が決まった。
しかし、コンサートが間近に迫ったある日、音楽院が原因不明の大火事に見舞われ、音楽隊員は全員死亡してしまう。
司教である父親から「火事は異教徒の仕業」と聞く。生徒を殺した異教徒への憎しみと、生徒の傍から離れてしまった自分への怒りが、
彼を魔術の修練という名目の自虐へと駆り立て、多くの異教徒を討ち倒し、最終的に司教という階位まで上り詰める。
神童と呼ばれ音楽に関しては並外れた才能と技術を有していた彼は、短期間で高等な音楽術式である詠隊の構築に成功する。
司教になる頃には精神的にも落ち着いたため、パドゥーラ修道院で未来の音楽家を養成している。
司教様が格下の者たちと同じ場所で生活する必要は無いのでは、と意見する正教徒もいるが、彼は修道院での生活を好しとしている。
絶対音感の持ち主で、かつ今まで耳にした人間の声を全て正確に記憶しておけるほどの凄まじい記憶力を持つ。
彼の自室の奥には、マリア音楽院の生徒の声を完璧に再現した人形が、来たるべき日まで安置されている。
特技に「余計な雑音をシャットアウトし自分の世界に浸れる」というものがある。
作品総数は600曲以上にも及ぶ(宗教曲・協奏曲・オペラ・ソナタ・オラトリオ・カンタータetc)
【特徴】
43歳。暗い色のロングコートに身を包む長身のイタリア人。長い黒髪を後ろに撫で上げており、秀でた額の上に前髪が流れている。
削いだように尖った顔立ちで、ダンディズムな口髭を生やしている。全体的に威圧感というものは無い。
【台詞】
「若気の至りというやつかも知れないが、あの頃の私は感情的になり過ぎていた」
「ああ、良い調子だ。これなら来週のコンサートは優勝間違いなしだな」
「上方へ変更せよ(CFB)、狙いを右方へ(AATR)、速やかに後退せよ(ICFB)、一斉に攻撃せよ(AOA)」
【SS使用条件】自由

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最終更新:2012年08月15日 13:27