【名前】ユアン=ベイリュース
【性別】男
【所属】魔術
【能力】嘆きの槍
【能力説明】
アーサー王物語の出てくる聖槍のレプリカ。全長170㎝の黒鉄色の槍。
ベイリンという騎士が手にした際に起こした「嘆きの一撃」の効果を再現した霊装。
オリジナルの威力は城を崩壊させるにとどまらず周囲の3つの国も滅ぼした代物。
霊装としての効果は、重力操作。
「上記のような崩壊をもたらしたのは重力の増加による災害で重力の概念を知らなかった彼らは嘆きによる重圧が物理的なモノとなったと思い込んだ。」と解釈した結果。
普段は「槍の穂先に触れている間だけ重力を増やすことで、相手の動きを鈍らせる」、「自身にかかる重力を少し軽減することで高速移動、ある程度の低空飛行が可能」という効果に制限している。
しかしその制限を外すことで周囲の重力を増幅させる効果を得る。その一撃は最大で前方50mの地帯を幅1m、深さ50mの溝に変えてしまうほど。
一度最大威力の一撃を使うと莫大な魔力消費によりしばらくは立つことさえ難しくなる。
彼がこの一撃を放つのは対象を絶対に殺すと決めた時のみ。

また、穂先に触れた者のトラウマや嘆きをじわじわと抉るという効果もある。

【概要】
18歳。イギリス人。魔法名は「Grief563(嘆きを背負う者)」

元は一般人でユアン、彼の友人、友人の姉の三人と仲良く過ごしていた。姉はユアンに好意を持っていた模様。
魔術と係ったのは2年前。友人が魔術結社に誘拐されたのがきっかけで魔術を知る。
半人前ながら魔術を習得した2人は友人を助けるべく無謀にも魔術結社に侵入。
結果、窮地に陥り結社内を逃げ回るしかなかった。
その際、ユアンはある霊装を見つけ、それを使用。その霊装こそ「嘆きの槍」。
その結果結社は建物ごと崩壊。
一人生き残った彼は嘆いた。自身が起こした惨事を。関係ない人まで巻き込んだ事を。友人とその姉まで殺してしまったことを。
その後彼は槍について調べ、死に場所を求め傭兵となった。

性格は情に厚い正義漢、と基本いい奴なのだが善意からとった行動が時に裏目となってしまうことがある。ある意味某幻想殺しよりも不幸体質。
世界に害をなす存在は自身を道連れにしてでも殺すほどの執念深さもある。
その経歴上、必要悪の教会、魔女の夜会、イルミナティ等の魔術結社との関わりも深い。とくにイルミナティからはその死に場所を求める様や対象に対する執念深さからスカウトがかかるほど。
そして鈍い。かなり鈍感。その鈍感さは某日系魔術師のトラブルメーカーより性質が悪い。

【特徴】
黒髪碧眼のどこか嘆きと儚さを彷彿とさせる青年。目が死んでる。
服装は全体的に暗色系を好む。

【台詞】
「確かに、僕がユアン=ベイリュースだが、…何の用だ。」
「あの…寒くないか、下着だけなんて。」
「決めたよ。お前だけは…………………この手で屠る。」
「嘆け。そのためだけにこの嘆きの槍はある。」
【SS使用条件】
ご自由にどうぞ。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年08月22日 03:48