【名前】幾多一人(いくた ひとり)
【性別】男
【所属】科学
【能力】絶対音感(セパレーション)
【能力説明】レベル0
文字通り、ある音を単独に聞いたときに、その音の高さ(音高)について音楽で決められた名前(音名)を、他の音と比較せずに即座に言い当てることができる能力。
彼の場合は能力強度が低すぎる為、普通の人なら聞き分けることが難しい似通った音程を聞き分ける程度しか能力を発揮できない。
【概要】
祐天寺学院に在籍する高校二年。
学園都市内でも平均からやや低めである祐天寺の中でもかなり成績の低い劣等生。
にも拘らずまともに勉強もしようともせず、同校の悪友と遊び呆けてばかりいる。
もともと良家の子息で、両親は多大なる期待を彼にかけていた。その為彼の中には両親の期待に応えなければならないという強迫観念があり、例え嘘を吐いてでもその期待に応えていく事しかできなかった。
学園都市には小学校のころから入っていたが、結局能力は向上する事も無く、それを追う様にして学力も次第に低下していった。
しかし彼は両親の期待に応えよう、快く家族として受け入れて貰いたいという小さな
プライドを守る為に、両親が学園都市の外に居る事を良いことに嘘を吐き続け、最も親しい人物に対して成績優秀であるという偽りの仮面をかぶった状態で接し続け、今現在に至る。
因みに高校ではクラスで五本指に入る程の成績を維持している、と親に伝えている。
彼が嘘を吐き続けるのは自分の親のせいであると責任を転嫁しており、自身の行動を改めるつもりなど毛頭ない。
嘘がばれる位なら嘘を更に上塗りしてでもそれを隠そうとするようなタイプの人間。
性根は腐りきっているが所謂真面目系屑であるためスキルアウトに入る事は絶対にしない、というより、スキルアウトを何処か見下している節がある。
特異な事は猫を被る事、演技。苦手な事は努力、継続、苦労。
【特徴】
特異な事は猫を被る事なだけあり、人当たりは物凄く良い。
いつも笑顔を絶やさない好青年という印象を持たれがちなので最初の方は友達も多いが、長く付き合っていくと次第にその本性が露呈し始めるので残っているのは彼と同類のものばかり。
【台詞】
「嘘ついたっていいじゃねぇか!!それで相手が気分良くなってくれるんなら万々歳じゃねぇか、知ったような口ききやがって――――テメェが俺の気持ちなんざわかってたまるかってんだよ!!」
「これも全部親が悪いんだ、悪いのは俺じゃねえ。環境が、為人が、運が悪かっただけだ。
だから俺が責め立てられるような謂れはねぇし、非難なんてさせてやらねぇ。俺を快く思わない奴は俺の資産の総力を挙げて潰してやる!!」
【SS使用条件】
とくになし
最終更新:2012年09月09日 00:39