【名前】茂野無花果(しげの いちじく)
【性別】男
【サイド】科学
【能力】硫黄散布(サルファスプリンク)level4
硫黄を操作する能力。
硫黄化合物の生成や操作も可能だが、あくまで操作対象は硫黄のため硫黄化合物の場合操作の精密性や出力が硫黄単体の操作に比べて劣る。
戦闘では能力で生成した硫酸や硫化鉱物を用いることが多い。
能力の射程範囲は自身を中心とした半径82.4メートル圏内、操作の限界重量は7.9t。
【特徴】
顔の左半分が焼けただれている青年。普段は学園都市製の特殊メイクで火傷の跡を隠しているが、暗部での活動中は迫力を出すためにあえてメイクを落としている。
エボナイト(ボウリングの球等の原料であり、耐候性、耐酸性、耐アルカリ性、絶縁性に優れ、強度が高い硫化ゴムの一種)で出来た皮膜で全身を覆っており、その上からスーツを着用している。
常人であれば身動きをとる事も困難だが、能力を行使して体の動きに合わせ最適な皮膜の厚さや張力を調整しているので問題無く動くことが可能。
精密な動作が難しくなる等の難点もあるが、それを補って余りある優秀な防御性能を持つ。激しい挙動に伴い発生するギシギシといった音については能力を用いて低減出来る。
左目は義眼だが、義眼から出ている電気コードを視神経に直接取り付けることで普通の目と変わらない視力を手に入れている。
【概要】
暗部組織「
ウイルス」のメンバー。
過去に酷い虐待を学園都市にいる両親から受けており、その際顔の左半分に火傷を負っている。
その後13歳の頃に虐待から逃れるように学園都市に入り、“置き去り”として生活をしていた。
しかし高校入学の頃に彼の妹と弟が両親の虐待のせいで瀕死の重傷を負い学園都市に運びこまれており、学園都市の最新技術により二人は命は取り留めるも意識は戻らず今現在も病院で治療を受けている。
その際彼は二人の治療費として学園都市から何億もの借金をしており、返済するために暗部に連れ込まれている。
他のメンバーは仕事相手としか見ていないため一切信用しておらず、むしろ不信感すら抱いている節すらある。
そのためメンバーが危険にさらされても自分の身の安全の確保を最優先し、仲間が危ない時であっても真っ先に見捨てる等暗部の人間らしい冷血漢な一面を持つ。
無論他人に身の上話をすることもないため暗部に入った経緯を知る者は関係者を除いてほとんどいない。
長月学園に書類上在籍してはいるが全く出席してないため学園で彼を知る人は誰もいない。
【台詞】
「悪いけど俺には“守る優先順位”みたいなものがあってね、君は12位…知り合いだけど他人同然なんだ。」
「待ってろよ。今兄ちゃんがお前らを救ってやる、そして教えてやる。もう俺達を怖がらせるものなんて何一つない、これからの俺たちの人生は優しさと温もりに満ちてるって事を!」
【SS使用条件】
殺してもかまいません、