【名前】砂糖 粗目(さとう ざらめ)
【性別】女性
【所属】科学
【能力】砂糖操作(キャラメルハンド) Lv2
念動力で、分子運動を高め、対象の物に熱を生じさせる能力。それによって砂糖を溶かし、粘性がある水飴の糸を形成。それを操作することにより、紙切れなどの軽量の物体を操ることが可能。
日常ではあまり役に立たない能力だが彼女にとっては生命線。
【概要】
風輪学園に属する高等部1年生。クラス内では容姿端麗、頭脳明晰で優しく柔和なイメージで通しているが、実際はやさぐれる一歩手前。
プライドが高く、弱小と言われる自分の学園に不満を抱いている。
その鬱憤を晴らすためか、
娯楽の民(パラダイスセブン)に出入りし、絶対当てる占い師と称して商売を行っている。といっても受け取る報酬はいつも砂糖のため、店内の規則には反していない。
占い師としてトランプを用いるが、それっぽくやっているだけで、実際は、同じ学園の精神系能力、透視能力、電気能力を持つ友人らとつるんで当てている。
また様々なギャンブルゲームに参加し、イカサマで荒稼ぎ中。
能力使用が禁止されていないため、相手も能力によるズルを警戒するであろうことはお見通しであり、彼女は自身を予知能力者(ファービジョナー)であると偽って予め宣言することで、警戒を緩める作戦を採っている。
また店内のあらゆるところに監視カメラが仕掛けられていることを逆手にとり、電気能力者による映像入手、精神系能力者による伝達、透視系能力者によるカメラの死角の補完などを計算して行い、
場合によっては自身の能力によって巧妙に取り寄せる強硬手段に打って出ることもある。
絶対当てると言えど、自身に必ず有利な占いを示すわけではなく、程々に疑われないためにワザと負けたりする。
またイカサマする相手も十分に吟味して判断するため、ヤバそうな相手には適当に負けてあしらうようにしている。
おもに常連の
鴨野架門をカモ扱いし、禿げさせる。風輪学園高等部の数学教師
爬下駄棚斗とも折り合いが悪い。
砂糖を報酬にする理由について富よりも名声を得たいから、と語っている。
強い者が弱い者を支配することには納得せず、賢いものが強弱を超えて支配するという思考。
【特徴】
身長160cmくらい
普段の私服は和服ゴシックロリータ(自作の特注品で黒ゴス 黒レースのハイソックス、ガントレット)の装いで唐傘を持ち歩き、高下駄を履く少女。黒リボンカチューシャをつけた飴色ふわさらセミロングヘアと琥珀色の瞳。
甘党で特に好物は飴とマシマロ、キャラメル。ほぼ常に口にちゅっぱちゃっぷす的な棒付の飴を咥えており、勝負時になると新品の飴またはマシマロ、キャラメル等を口に放り込む。
甘味が足りないと不機嫌になり、粗暴な口調になる。とっても手先が器用。
【台詞】
本気で嫌な気分の時は「じろり」または「ぎろり」
「ひゅーひゅー、
鉄枷くーん、かっこイィー!」
「なんだこのやろ 私の占いに文句ある?」
「あら、カモのおじさんじゃない。久方ぶりー! 今日もたっぷり禿げさせてあげる。(禿げるとは大切な物を失うという意味)」
「世の中っていうのはね、賢い人間が支配するの。 分かる? だから、私はこの娯楽の民で名を上げるのよ!」
【SS使用条件】
特にない