【名前】グレゴリー=J(ジェイ)
【性別】男
【所属】魔術/
イルミナティ
【能力】
『ゴヴニュの槌』
【能力説明】
ケルト神話の神、鍛冶神ゴヴニュが持っていたとされる魔法の槌のレプリカ。
一般的なウォーハンマーの形状をしており、もち手の部分にはオガム文字が刻まれている。
この槌は、三度振るう事で完璧な武器を生み出したとされている。
この霊装では、それを「3つのプロセスがある」と解釈。
すなわち「範囲を定め」「形状を定め」「武器にする」である。
このハンマーで物体を殴打することにより、一度目は特定の部分をえぐりだす。
例えばコンクリートの地面を打てば、ブロック状のコンクリートが浮かび上がってくる。
そうして浮かび上がってきたものを殴打すると、
今度は余計な部分が弾き飛び、大まかな形状が決定する。
ブロックのコンクリートが、コンクリートの剣になるのである。
もちろんそのままでは、切味や強度などには期待できない。
そこで三度目の衝撃を加えることで、その素材にかかわらず、
一定の切味や強度を保持した「武器」に変貌させるのである。
こうして生み出された「武器」は、シンプルながら簡易な霊装として振る舞い、
強度、切味においては並の霊装を上回る程である。
ただし、あくまでレプリカ故に時間制限があり、一時間以内しか「武器」として扱えない。
些か「邪道」な扱い方だが、既存の「武器」を打つことで、
それを術者の思い通りに成形し直す事も可能。
形状が意味を持つ霊装などに致命的な打撃を与えたりも出来るし、
戦場で一瞬で修復したりも出来る。
(幻想殺し等でそもそも霊装として完膚なきまでに破壊されていたら不可能だが)
【概要】
イルミナティに所属する魔術師。
リーリヤの管轄する霊装開発部門に所属する。
元々フリーの魔術師で、どこかに属すること無く様々な霊装(主に武器)を制作していたが、
個人の財力、権力では到達できない領域に目標がある事に気づき、イルミナティに所属した。
その強欲は『完全なる武器』。
すなわち、老若男女関係なく、持ち主を『最強』と定義する、
有り得ざる武器の作成こそが彼の大望。
その根底は幼い頃、ナイフを持った強盗に家族が為す統べなく刺殺された事に由来する。
明るく陽気で、何時も酒を飲みながら作業をしているが、
その腕前は霊装と相まってイルミナティの中でもずば抜けている。
【特徴】
30代前半の、無精髭を生やした飄々とした赤毛の男。
常に作業着を着用しているが、これは防刃、防火性能を魔術的に負荷した物。
【台詞】
「ま、あくまでレプリカ――完璧には程遠いが、それでも結構なモンよ?
どこまで凌げるか試してみるかい?」
「相手の武器を破壊したぐらいで安心してちゃダメよ。
そういう対策を考えてないわけないでしょーが」
【SS使用条件】
お好きに
最終更新:2012年10月11日 22:34