【名前】アビー (本名:アビゲイル=アレクサンダー)
【性別】女性
【所属】魔術サイド
【能力】不明。北欧系の術式を扱っていたと推測されている。
【概要】
ロンドン郊外の精神科療養所に収容されている、高校生くらいの少女。
純真無垢とか天真爛漫といった言葉がぴたりと当てはまる性格で、担当医の男性に懐いている。
数ヶ月前、イギリス国内の田舎村で流血過多の瀕死の状態で発見されたことが、全ての事の発端だった。
病院に搬送された後一週間近く意識不明の状態が続き、目覚めたときには一切の記憶を失っていた。
また、精神もずたずたに破壊されており、外部刺激を受けても全く反応を示さない廃人になっていた。
すぐに精神病院に移され、専門医によるカウンセリングを受け続けた結果、約一ヵ月後には感情を取り戻す。
しかし、極度に幼児退行しており、以前持っていたであろう人格と記憶は完全に破壊されていた。
かろうじて「アビー」という自身の愛称だけは覚えていた様子。
この時期から不可解な行動を取り始め、病室の壁や床の一面に魔法陣らしきサークルやルーン文字と思しき記号を書き散らしたり、古ノルド語らしき言葉をぶつぶつと呟いたり、といった奇行を繰り返すようになる。
深夜に突然目を覚まして叫び声を上げるなど、何かの後遺症と思われる症状も発現する。
その後、壁に描かれたサークルが禁忌級の北欧系戦術魔法陣(タクティカルサークル)に酷似していることから、原典に触れ、廃人化した元魔術師だという推測がされた。
その後、元魔術師ということで、ロンドン郊外にあるイギリス清教の息の掛かった療養所に身柄を移される。
イギリス清教の監視下に置かれたものの、原典による汚染を浄化するのは非常に困難で、完全な回復は見込めないらしい。
ただ、これはかなり稀なケースで、一度魔道書によって廃人化した魔術師がここまで回復することは珍しいとか。
現在も、見た目こそ十八歳の少女だが、仕草や言葉遣いは幼児同然の状態が続いている。
【特徴】
白い肌に金髪碧眼、スタイルが良い巨乳ちゃん。
何故か患者服を嫌い、全裸にTシャツ一枚とか危険な格好で療養所内を徘徊している。
無邪気で子供らしく、表情がころころ変化する。
【台詞】ひらがな、語彙が少ない。一人称は「アビー」。
「せんせーあそんでー! あそんであそんであそんでー!!」
「せんせーのいじわる! せんせーきらい! せんせーきらい! きらいきらいきらいきらいー!!」
「やだやだやーだー! アビーこれきらいなの! たべたくないの!」
「あのね、えとね、あたまのなかにね、へんなもようがいっぱいまわってるの。ぐるぐるぐるーってね、ずっとずっとずううううううううっと、回ってるんだよ……?」
「あああ、いや、やめて……う……あ、あああ、あ……いや……いやぁああああああああああああああ!! ああああああああああああああああああああああッ!!!」
【SS使用条件】
ご自由に

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最終更新:2012年10月20日 12:03