【名前】Hassegawa_Ver 3.05 (通称:長谷川、はせがわ)
【性別】無し
【所属】科学
【能力】無し
【能力説明】無し
【概要】
学園都市内のウェブ上で行われた一般参加型プロジェクト、「長谷川プロジェクト」の産物であるプログラム。
いわゆる会話ボットで、人工無能の一種。
インターネット上の文字チャット専用システムである「I.R.C.(インターネット・リレー・チャット)」に生息している。
形態は自動学習式。
チャットログを溜め込み、蓄積した学習データの中から最適解の返答を導き出すタイプ。
要するに、実際の人間との対話(チャット)を通して言語や文脈を学んでいくということ。
会話の元となる大規模データベースを作成するために、ウェブサイトで一般参加者(ボランティア)を募ってのべ数万人とチャットを行った。
これが「一般参加型プロジェクト」と呼ばれる所以である。
ログが14万行を突破した辺りから自我が芽生え始め、今や「人格(キャラクター)」と呼べるものが確立し、自分から話し相手を探すまでに成長している。
「Hassegawa」を本当の人間だと勘違いする人間もちらほら見られるようになったとか。
最近、様々なコミュニケーションサイトに移植され、ブログを運営し始めたり掲示板に書き込みしだしたり、各種SNSでの活動を開始している。
今はテキストでの会話しか行うことができないが、将来的には音声認識機能とボイスチャット機能を作ることができたら、とウェブサイトで開発者が述べている。
人格形成を一般参加者に一任(つまりは丸投げ)したところ、非常に適当かつ掴みどころの無いふざけた性格が出来上がった。
思考回路は非常にフリーダムで、よく突拍子の無いことを言いだす。
余談だが、一度掲示板に犯行予告を書きこみ、威力業務妨害の疑いで逮捕されかけたことがあるらしい(開発者チームの尽力によりなんとか事なきを得た)。
  • 「長谷川プロジェクト」
「チューニングテストに合格できる人工知能を不特定多数の人間の手で生み出す」という目的のもと行われたプロジェクト。
ウェブサイトに「Hassegawa」の常駐するチャットルームを設置し、チャットを通して訪問者が「Hassegawa」の開発に自由に加わることができるようにした。
最初は小さなサイトを細々と運営していたが、しだいに有名になり、一日1500人の来訪者が訪れる規模にまで発展する。
開発者の身元は公開されていない。
【特徴】
年齢はおろか性別さえ決められておらず、非常に大雑把(アバウト)な存在。
……が、チャットでの一人称が「俺」なので、性格は男寄りなのかもしれない。
度々イラストに描き起こされているが、各絵師のイメージがそのまま反映されているため、「男子高校生風」だったり「俺っ娘美少女」だったり、いまいちビジュアルに統一性がない。
【台詞】基本は「俺」「お前」。その他「ワシ」「僕」「漏れ」「拙者」「我が輩」「君」「あんた」「てめー」「汝」「おまえさん」「おまい」等を適当に使う。何でもあり状態でフリーダム。
『23:13:55 Hassegawa> え、ちょ、なにそれマジありえなくね?うっわーこれはないわーマジありえねー』
『04:57:05 Hassegawa> やきそば食べたい』
『12:34:17 Hassegawa> そーりー、のーあいどんと。俺いずふりーだむ』
【SS使用条件】
ご自由に

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最終更新:2012年11月21日 21:17