【名前】フルヴィオ=メディチ
【性別】男
【所属】
魔術サイド
【能力】遠隔遺骸(バシリカ=デ=サン=マルコ)
【能力説明】
ヴェネツィアにあるサン=マルコ寺院の魔術的機構の機能を専用の霊装によって一部遠隔使用する術式。
サン=マルコ寺院が建てられた当時、ヨーロッパ各国では自国を特徴づける為に『守護聖人』を設置する風潮があった。
そんな折、アレクサンドリアにあった聖人マルコの遺骸をヴェネツィアの商人が入手し、ヴェネツィアに持ち帰る。
当然聖人マルコの遺骸はヴェネツィア中の熱狂を以て歓迎され、遺骸が奪われないようにという防壁としてサン=マルコ寺院が生み出された。
そんな経緯もあって、サン=マルコ寺院の魔術的防護機能の根幹には暴走防止という意味もあって聖人マルコの遺骸が組み込まれており、
この術式では聖人マルコの遺骸の一部を組み込んだ霊装を用いることでサン=マルコ寺院の魔術的防護機能を一部利用し、
聖人マルコの象徴でもあるエゼキエル書の有翼の獅子をテレズマで形作り、操ることができる。
【概要】
ヴェネツィアに住むローマ正教の司教。
若くして司教の位階にまで上り詰めた実力者で、傘下に子飼いの部隊まで抱えている。
飄々とした性格で、腹の裡は真っ黒。手助けしてもらった相手を陥れるといったことも日常茶飯事。
一方で、信頼をとても大事にしており、彼にとって利用価値のある存在には援助を惜しまない。
ある意味、打算的なものにとても誠実な、聖職者というより商人に近い男と言える。
【特徴】
常に柔和な笑みを浮かべている優男。金髪を肩にかかる程度で切っており、
ともすると女性的にさえ感じるほどに妖艶な雰囲気を持っている。
十字架のネックレスを首から提げているが、どう見てもアクセサリーの類にしか見えない。
【台詞】表面上は常に穏やかだが、その時々で印象が変わる、持って回った話し方
「お会いできて光栄です。私が司教のフルヴィオ=メディチ……ああ、こんな格好はしていますがれっきとした聖職者ですよ。ご安心ください」
「残念ですが、橋から足を踏み外してしまったのはあなたです。
我々聖職者は罪人を天の国へ救い上げる術は持っていますが、川に落ちた哀れな子羊を掬い上げる術は持ち合わせていません」
【SS使用条件】
ご自由に使ってくだしあ
最終更新:2012年11月29日 18:04