【名前】スヴァローガ
【性別】女性
【所属】魔術
【能力】スラヴ神話における火の精霊・「スヴァローグ」をモチーフにした魔術を主軸とし、その他炎系統の魔術を広く扱う。
【説明】
スラヴ神話における火の精霊・「スヴァローグ」をモチーフにした魔術を主に扱う。
「清き火吹き竜の炎剣(スヴァローグ)」の名を冠した二メートル超級のツーハンデッドソードを霊装とし、小細工なしの近接戦闘を行う。
「スヴァローグは深い溝を作り、あの世とこの世を切り離す事も出来る」という伝承から、一振りで地面を切り裂くような威力を剣に上乗せしている。
そのため、軽く剣を振るうだけで十メートル程度の亀裂を生むことができ、加えてその軌道上を炎で焦がす効果が付与されている。
また、火の別名であり火の神である「スヴァロージチ」は、スヴァローグの息子と言われている。
この伝承から転じて、炎剣の炎によって燃え移った火のひとつひとつを自在に操ることができるようになっている。
スラヴ神話において火はとても神聖な存在であったため、火が点っている間は叫んだり罵ることは禁止されていた。
そのため、炎剣の炎が燃えている場所一帯では、術者以外の「声」が一切聞えないようになっている。詠唱を必要とする術式を扱う魔術師にとっては結構手痛い。
このように、炎が周囲に拡散すればするほど追加効果を得られるシステムになっているため、戦闘後は周囲一帯が焼け焦げ、戦争の跡地の様なひどい有様になるらしい。
その他、スラヴ系のものに限らず、あらゆる炎系統の魔術を広く扱う。
とにかく見た目が派手な攻撃を好み、やたらと爆発させたがるのが特徴と言えば特徴か。
【概要】
ロシア成教のエリート部隊、「殲滅白書」所属の魔術師。12歳ぐらいの少女。
普段名乗っている「スヴァローガ」は偽名で、本名は「エヴゲーニャ=E=ヴォエヴォドスキー」と言う。
ちなみに「スヴァローガ」とは火の精霊スヴァローグの女性形の名称である。
戦闘依存症で、非常に好戦的。
戦えない時間が続くとだんだんと苛立って口が悪くなり、しまいには頭痛や手の震えなどの禁断症状まがいの現象が現れる。
戦闘スタイルも完全攻撃特化型で、後方支援やこざかしい小細工を嫌う傾向がある。
まともに食らえば一撃で致死レベルの高威力魔術を仲間をも巻き込む勢いで叩き込むが、動きが大振りで無駄が多く、その分隙があるのが欠点。自信過剰なため、詰めの甘さや油断も目立つ。
完全攻撃特化型で、その分防御面は紙も同然。
援護や回復においては全くと言っていいほど使いものにならず、いざとなれば傷口を焼いて失血を防ぐという荒療治を繰り出す。
慣れ合いを好まない可愛げのない性格だが、「なんだこの軟弱なものは」とか言いつつもこっそり可愛らしい物を好んだりと、女の子らしい部分も隠し持っている。
しかしそれを指摘されると首の一つや二つが飛びかねない勢いで炎剣を振りかざすので非常に危険。
過去の任務でステイル=マグヌスと剣を交えたことがある様で、それ以来ステイルのことを目の敵にしている(一方ステイルの方はただの「敵」としか見ておらず、記憶の片隅にも留めていない様だが)。
【特徴】
白い肌に青みの強いプラチナブロンド、瞳は紫色。
顔立ちは割と可愛らしい感じだが、壊滅的に目つきが悪い。眉をしかめるような不機嫌な表情をしていることが多い。
ダメージジーンズのように引き裂かれていたりファスナーが縫い付けられていたりといった、所々改造の施されたパンクなミニスカ修道服を身にまとっている。
【台詞】ちょっと刺々しい感じの、偉そうで仰々しい男口調。暴言も多い。人称は「私」「貴様」「貴殿」「奴」「彼、彼女」など。他人を呼ぶときはフルネームを呼び捨てにする。
「下らんな。そんなもの、この私の炎で一瞬にして焼き払ってくれるさ」
「どけ、邪魔だ! 五月蝿いごちゃごちゃ喚くな、私の魔術の邪魔になるような場所に突っ立っている貴様が悪い!」
「ステイル=マグヌス! ああ、あの下品な炎を再び見ることになろうとは!!」
【SS使用条件】ご自由に

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最終更新:2012年12月01日 21:06