【名前】
黒伊優狐
【性別】
男
【所属】
必要悪の教会
【能力】
神隠しの術式、天沼矛、ヒュドラーの再生術式
【能力説明】
「神隠しの術式」
神域に連れ去られるという神隠しの伝承を応用した術式
魔方陣から垂直に1.5mを神域と定義する事で魔方陣内及び魔方陣間で人や物資の移送をタイムラグ無しに可能とする
(ただし、移送に掛かるラグは無いが発動から移送まではラグが存在する)
黒伊優弧の師匠である
早乙女元老が開発した術式
通常は味方への援護等に使う物であるが天沼矛のレプリカを使用する事で半径30mの巨大な魔方陣を描きその中でのみ
擬似的な空間移動能力者のような力を得る応用法を用いて戦闘に使用している
黒伊はさらにそこから発展させ神隠しの術式の魔方陣を自身の体に立体的に刻み
3m×3m×3mの"密室"と呼ばれる魔術的な部屋にも壁、天井全てに術式を刻んでいる
このことによって
①彼に重なる物を全て"密室"に転送する事による擬似的な透過
②触れた物を一瞬で"密室"に転送及びその逆を行うこと
を可能とした
もちろん通常の使用方法も可能である
①の発動には彼の意思と術式の起爆剤となる彼の魔力が供給される必要がある
一度魔力を供給すればその魔力を使用してさらに大きな地脈や龍脈などの力を汲み上げ自律的に作動しあらゆる物をすり抜ける
彼は地面に埋まらないよう発動と同時にわずか1cmほど飛行する飛行術式を使用している
また発動の決定から地脈、龍脈からの力の汲み上げに2秒ほどのラグが生じるため必然的に術式の発動も2秒ほど遅れる
②の発動には彼の意思と術式に使用する彼の魔力を必要とする
発動すると彼の手に触れた物体を大きさに関わらず吸い込む事が出来る
ただし"密室"より大きな物を吸い込むと"密室"が破損しそれ以降吸い込みや取り出しが不可能となる
またこちらは自身の魔力のみで行うためラグは存在しない
①及び②の発動が不可能となる
また欠点としては
①と②の能力を併用できないこと
人払い等の地脈、龍脈に干渉する魔術を使用できない事
彼の魔力よりも大きな魔力を持った人間に地脈、龍脈の流れを乱されると①の発動が困難になることである
また各々の神隠しにはパーソナルマークと呼ばれる認証システムが存在しそれにより他の神隠しに妨害される事は無い
「天沼矛(レプリカ)」
日本創造神話において用いられた道具
天沼矛で、渾沌とした大地をかき混ぜたところ、矛から滴り落ちたものが、
積もって淤能碁呂島となったという伝承から転じて大地の操作が可能かつ大地や土の魔術に対して絶対的な優位を持つ霊装
早乙女や黒沢が使用するものは超劣化版でホームセンターで売っている棒切れに錐を付けた物に魔術的な意味を持つ文字を刻んでいるだけ
(ただし文字自体は棒切れにびっしりと刻まれている)
そのためその能力はかなり低く
- 大地に突き刺す事が出来る(コンクリート等も)
- 突き刺した地点から半径30m以内の地点の地形を垂直に2cmほど変更できる
程度の物
使用すると内蔵された魔力によって自動的に魔方陣を刻み負荷で消失するため実質的に使い捨て
しかし早乙女や黒伊はそれによって魔方陣を刻む事で神隠しを発動させたいだけなので問題としていない
その簡易さから彼らは暇さえあれば製造しストックしている
「ゲッシュ」
必要悪の教会に助けられた黒伊が施された術式
課された制約は"必要悪の教会"への絶対的な忠誠
これを守っているうちは神の祝福によって身体能力の強化や幸運等を得る
その能力は神隠しの術式を併用する事で防戦一方ではあるが聖人とも戦えるほど
ただし、もしも制約がぶられると魔術の行使は愚か立っている事すら出来なくなってしまう
これによって彼は必要悪の教会や学園都市に反逆できなくなってしまった
【概要】
19歳の青年。
学園都市にいる
黒伊彩香を妹に持つ。
自身が16歳の頃、貴重な原石である妹が学園都市によって保護という名目で連れて行かれ以来何度も妹の救出を行おうとしていた
3回目の救出の際、やはり失敗し退却する途中で瀕死の重傷を負うが通りすがりの
日系魔術師の早乙女元老によって助けられその際に魔術の存在を知る。
強引に弟子入りしわずか1年半で神隠しの術式をマスターし彼の元を立ち再び妹の救出を行う
その際に成功するも学園都市の追撃部隊と激しい戦闘を行う事になる
学園都市の追撃部隊には妹のボーイフレンドである
速水悠也も存在し、妹を誘拐した凶悪犯だと認知されていた。
最終的に速水悠也の知的な作戦によりすり抜けが使用不能となり倒壊するビルの生き埋めとなった
だが学園都市の検死部隊が到着した時には既に彼の体は無く必要悪の教会に保護されていた
その際ゲッシュの術式を施された上に密室を必要悪の教会内部に作られた事で敵による破壊の可能性は無くなったが
いつでも必要悪の教会に破壊される可能性が生じたため再度の妹の救出が不可能となってしまう。
そんな中第三次世界大戦が勃発し結果学園都市の暗部が解体され、終戦後妹が速水を連れて彼の部屋まで訪ねたことで、全てを察し
妹を速水にまかせ、自身は今では必要悪の教会の一員として任務をこなしている。
【特徴】
身長173cm、細身。
黒髪をウルフカットにしている。
とても優しい目つきで見る者を包み込まれるような感覚にするという。
学園都市との戦闘時は黒い狐の面をつけ、真っ黒な毛皮のコートに身を包んでいたため学園都市からは黒狐と呼ばれていた。
また家族大好きである。
【台詞】
基本的に無口であまり喋らないが
とても優しい喋り方をする。
「彩香は僕の大切な家族の一人だから。」
また黒狐時には言葉を発した節が無い。
【SS使用条件】
殺さなければお好きにどうぞ!
最終更新:2012年12月08日 21:39