【名称】ノーティン・マグス
【サイド】魔術
【能力】
「太陽の蛇」
【設定】
魔術は類似を多様する。同音異義に意味を込めたり、偶像の理論を用いたり等だ。
それと同じように、一つの言葉に幾つもの意味を込めることがある。
それはカバラ思想に基づいて編み出された、万物照応と呼ばれる概念だ。
魔導書「創造の書」によれば、世界は22のヘブライ文字によって構成されている。
それだけ、一つの文字に複数の意味を込めたのである。
「テト」並びに「レシュ」と呼ばれるヘブライ文字から、疑似生命を生み出す魔術。
それが「太陽の蛇」。
「テト」は「蛇」を意味し、またタロットの「力」、占星術においては「獅子宮」を意味する。
「レシュ」は「頭」を意味し、タロット、占星術の何れも「太陽」を意味する。
占星術において獅子宮の守護星は太陽であり、それ故に「テト」は「レシュ」に補われる関係にある。
「テト」より生み出さた蛇は、「レシュ」の力によって太陽の力……即ち高温と閃光を得る。
頭を潰されない限り「太陽の蛇」は幾らでも復活する。これもまた「レシュ」の力である。
【特徴】執事服を着た、まるで一本の剣のように研ぎ澄まされた男。
「テト」と「レシュ」が刻まれた手袋をしている。
【概要】
元は流れの傭兵魔術師であったが、数年前にある仕事に失敗。
瀕死の所を、現在仕えるとある良家のお嬢様に拾われる事になった。
それ以来、執事兼、ボディーガードとして日夜働いている。
常に冷静沈着。静かに話すタイプ。ただ、これはお嬢様の前でのキャラ作りである。
趣味はトランプ。特に、ポーカーが好きなのだが、ついつい顔に出るので、今まで勝った試しがない。
【台詞】
「いえ、お嬢様。なんでもありませんよ。さあ、タージリンをご用意いたしました。ごゆっくりどうぞ」
「テメエみたいなクソ豚が、恥知らずにもウチのお嬢に手ェ出そうってんなら、灰も残らず焼き尽くすしかねェよなあ!?」
最終更新:2011年08月31日 03:57