【名前】ジェイク=エイルトヴァーラ
【性別】女?
【所属】
魔術サイド
【能力】後天性ワルキューレ
【能力説明】
『死んだ戦士はエインヘルヤルになる』という仕組みを基に、エインヘルヤルではなくワルキューレになるよう肉体を徹底的に調整されている。
人を超えた存在になるという思想にはグノーシズムの影響があり、現に扱う力も純粋なワルキューレというよりは聖人に近い。
具体的な力としては聖人や天然のワルキューレほどではないが人を超えた身体能力を持つ。
またワルキューレは神のための戦士を選別する存在であることから、『争い』に巻き込まれやすい体質となる。
(聖人が極端に幸運だったりするのと似たような理屈、らしい)
反面、肉体構造の関係でワルキューレ系の術式以外使用できない(しようとしてもワルキューレの色が混ざって失敗する)という欠点もある。
オーディンをモチーフとした制御用霊装もあったりしたのだが、現在は破壊されて製法も失われている。
【概要】
魔術師。元男。魔法名は『justus284(正義の道を歩む為に)』。元々は北欧神話の英雄シグルズの剣に関する術式を扱う魔術師だったのだが、
所属結社が金銭・勢力的にピンチとなった為、それを打開しようと戦需を期待して『単身で戦争を起こせるように』無理矢理改造を施される。
しかもワルキューレ関連の魔術など使ったこともないので実質的に強靭な身体能力を使って戦わざるを得なくなった。
お陰ですっかり『戦場の女死神』だのといった二つ名が有名になってしまったが、本人の得意戦術は暗殺などの工作・対集団戦なので不服らしい。
とりあえず霊装の不備と相手の隙を突いて所属結社は潰したのだが、性別も見た目も完璧に変わってしまった為戸籍も何もなく、
仕方がなく男時代のコネを使ったりして魔術サイドの中でもかなりダークな部類の依頼をこなしつつ糊口をしのいでいるとか。
あまり細かいことは気にしない豪快な性格で、性別の変化も困ったとは思っているがそこまで深刻に思い詰めてはいない。
性格的にも能力的にもヒロイン役は似合わないが、変化してからは世間の反応がガラリと変わっていてそこはかとなく微妙な気分を味わっている。
【特徴】
元々はすらっとした精悍な男だったが、今はワルキューレということで目が飛び出るほどの美女に調整されている。
金色の髪は緩くウェーブし、肩にかかるくらいの長さで切り揃えられており、宝石のような碧眼をサングラスで隠している。
身長は一六八センチほどで、Tシャツにパンツルックなど男性的な服装を好む。が、逆にそれが色気を出してしまっていたり。
【台詞】普通に男口調
「この界隈だとこの姿は危険でな。油断すると、腕に覚えのある若者が襲ってくる。それこそブリュンヒルドを得ようとしたシグルズみたいにな」
「だから、俺を、女扱いすんな、……っつってんだろ!」
「RPGの勇者様がやってることってのは、結局のところ暗殺だ。なんかシンパシー感じちまうよなあ。最初の目的も、到達点も同じってのは」
【SS使用条件】
特になし