【名前】ジュレマイア=オーガスタス
【性別】男性
【所属】魔術
【能力】『車輪(RAD)』『騎馬(EOH)』のルーンを用いた格闘術
【説明】
車輪のついた車は、重い物を多く遠方まで運ぶことができる。
車輪のルーンが指し示すもの、それは陸上の乗り物、遠方の人間との交流、物事の順調な進行など。
騎馬は車輪のルーンと同じく移動を指し示すルーンである。エオーはラドと非常によく似ているが、ラドでは馬が乗り物として扱われる一方、
エオーでは馬そのものが主体となる。乗り手のいない馬の自由さ、軽やかさ、躍動感を象徴するのである。
効果が同系統の二つのルーンを魔術的に運用。ルーンの数を増やせば増やすほど、術者の身体能力は大きく強化されるが、人の域は出ない。
しかし、制御能力が上がるわけではないので、あまりルーンの数を増やし過ぎると、身体能力は向上するが制御できずに自滅する可能性がある。
ジュレマイアは細かい魔術が苦手であるため、こういった単純で分かりやすい効果を発揮する魔術を好む。
【概要】
人身売買を生業とする魔術結社の首領。「商品」の調達と輸送を担当し、「市場」のなかでも売却部門の下請けとして雇われることが多い。
悪徳魔術結社にしては珍しく、商品となる人間を蔑ろにせず、丁寧に扱うことを信条とする。
市場に売るまでは生傷の一つも付けないことを約束し、出来る範囲での良質なサービスを「商品」に提供する。
人身売買が悪事であるという自覚は持っており、商品にも人並み以上の優しい感情を向けるなど、根っからの悪人ではない。
彼自身もまだ幼い頃に人身売買組織に誘拐された過去があり、その際に肉体的および精神的にダメージを受けた。
子供の頃は女の子っぽい可愛らしい外見で、口調は普通だったのだが、彼の買主が口調も女らしくしろと強要したため、自由になった今でもその名残が残っている。
自分たちの役割はあくまでも人間を運ぶことであり、戦闘は専門外であることを弁えているため、無理に戦わず、逃走を第一に考える。
しかし、どうしても逃げ切れないと判断した場合のみ、持ち前の格闘術をもって追跡者と相対する。
近接特化の武闘派魔術師。車輪と騎馬のルーンによって人並み以上に強化された身体能力と、鉄製の手袋を振るう。
【特徴】
地味な色のビジネス・スーツを着こなす、化粧の濃い三十代後半の男性。
色黒の肌と虹色に染まったモヒカンが特徴的。口と鼻と耳にピアスを開けている。
女っぽい言葉使いと、服の上からでも分かる程の逞しい体格が何ともミスマッチ。
身体には車輪と騎馬のルーンがびっしりと刻まれている。
【台詞】
「せっかく可愛いんだから、ちゃんと身嗜みを整えないとダメよぉ」
「最近、妙に仕事が多いのよねぇ。どっかで大規模な儀式でも始まるのかしら」
「可哀想だけど、アナタはこれから豚みたいな男の所に売られて、飽きるまで玩具として弄ばれるのよ」
【SS使用条件】
自由
最終更新:2012年12月11日 06:40