【名前】伊香猫手(いが ねこて)
【性別】女
【所属】忍者サイド(魔術)
【能力】忍者っぽくアレンジされたカバラ魔術によって自身の活動を補助する戦法を好む。土属性がメイン。
【能力説明】
土遁『粉塵爆発の術』
鉱物を分子レベルで粉々にし、その粉末をある程度操作できる術式。粉塵にできる範囲は直径30センチ、操作範囲は大体直径5メートル程度。
土の天使の力(テレズマ)を扱った儀式魔術で、粉塵にする鉱物の範囲、そして操る範囲などを事前に区切らないといけない為取りまわしづらい。
名前の通り粉末の濃度を調節したうえで粉塵爆発を起こしたりするほか、火山灰性放電を誘発させたり、煙幕にしたり、
呼吸器への攻撃にしたり、壁抜けの術もどきとして利用したり、いろいろと応用を効かせたりもできる。
土遁『土中潜行の術』
鉱物を水か何かのように扱い、中を自在に潜行できる術式。有効範囲は大体直径5メートル程度。
土の天使の力(テレズマ)を扱った儀式魔術で、使用前に術式の範囲を区切る必要があり、その範囲内でしか術式は使えない。
水か何かのように扱われた鉱物は全体から離れた時点で元の硬度を取り戻すため水しぶきのように鉱物の散弾を放てるほか、
術者以外の人間にとってはただの鉱物としての硬度を保っている為、足を掴んで中に引きずり込んで潰したりといったえげつない使い方もできる。
【概要】
名前が名前なので勘違いされやすいが、甲賀の流れを汲むくノ一。魔法名は『Groria617(栄光をもう一度)』。
異能の力を取り入れることで甲賀を再興しようと考えているが近江手裏とは別の手段に頼った勢力の一人で、リーダー格。
日本に残存していた陰陽術の資料などからその源流となったカバラ魔術を追ってヨーロッパまで辿り着いた。
『やっぱ今の時代、再興には分かりやすいインパクトがないと駄目っしょ』と公言するような、忍者らしさからは程遠い人物像だが、
真意は『より大きな光源を生み出すことでその陰に本命を隠し、本来の忍者としての活動を補強する』ことだったりと、何だかんだで忍者な人。
上記からも分かるように表面上はふざけているが、内面は組織の指導者に相応しく冷静な判断力を持つ。
一応甲賀系だが、魔術に至った時点でオカルトに感化された馬鹿と言われ、他の勢力からは孤立してしまっている。
【特徴】
高校生くらいの、今風の若者。しかし実年齢は20代後半。近江手裏と同じような方式の若作りをしているらしい。
肩くらいまであるウェーブがかった髪を金色に染めている。本人いわく『これは無調整』な豊乳を持つ。
ミニスカートにハイニーと絶対領域を意識したド派手な格好。トランプのダイヤっぽいアクセサリーを大量に所持しており、頻繁に付け替える。
しかしこれは魔術的に意味があり、土の象徴武器である円盤(ダイヤ)を用途ごとに付け替えることで儀式の手間を短縮しているらしい。
【台詞】軽そうな口調。本性を出すと堅苦しくなる。
「忍者は元々薬草術や精神統一術など魔術に至る為の技術は備えていたのだよ。私はそこに新しいソフトウェアを投入しただけなんだよねー」
「んふふ。忍者の本領は陰に隠れた動作にこそあるのだ! 魔術っていう大きな『光』に惑わされちゃったかにゃーん?」
「――甲賀を再興する。その為ならば、全体的な甲賀の性質がどうなっても構わない。それが私の覚悟だ」
【SS使用条件】とくになし


【組織名】『新たなる日の出』
【概要】
『社交ダンスサークルを装った魔術結社予備軍を装った魔術結社を装った忍者集団』。
組織の形態を複雑に偽装しているのは、自分たちの素性から組織的な弱点を割り出されるのを避ける為。
目的としては甲賀の再興だが、魔術に至った時点で他の勢力からは孤立しており関係は冷え込んでいるので、どちらかというと
『自分たちが魔術という異能の力によって甲賀の本流となり、甲賀を再興する』という考え方がメインとなっている模様。
よって他の甲賀系忍者とは、『戦場で会えば特に理由がない限り殺し合うのが普通』な関係だったりする。
魔術に至った経緯から西欧系の魔術を使う構成員の割合が結構高いが現地で他の魔術結社を諜報したりなどして、色々な術式を取り込んでいる。
ただし、魔術知識を取り込む中で組織形態も魔術結社のように整えられており、リーダーの他に10人弱の幹部が存在したりといった権力構造、
集団よりも自分の目的を優先する精神性の萌芽など、段々と忍者集団というよりは一般的な魔術結社然としつつある。

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最終更新:2012年12月30日 14:06