名前】波幅倫理(なみはばりんり)
【性別】女
【所属】科学
【能力】遠隔操作(リモートコントロール)
基本はポピュラーな念動力なのだが、彼女の場合は演算の補助としてリモコンを使用している。
リモコンと称するものなら何でも良いが、彼女が多用するのは玩具のリモコン。
念動力を使いたい物体に向かってスイッチを押せば(テレビの電源をつける感じ)、その物体は自在に手元に引き寄せたり動かせる。
要は動かすきっかけが必要ということ。
範囲は半径30m以内、重量制限は73kg、リモコンを複数用意すれば最高で5つの物体を操作可能。
物体を視認せずとも、リモコンの向きが対象に揃っていれば一応動かせる。
本人はこのリモコンを「補助」と言っているが、科学者によればリモコンを行使しなければ能力が働かないのは『波幅倫理の"自分だけの現実"に、「何かに頼らなければ成し遂げられない」という持論が組み込まれているから』らしく、本質的に言えば「補助」ではなく「完全なる縛り」。
きちんとした環境で鍛えれば、リモコン無しで大能力者に成長出来る可能性があるらしい。
【概要】
風輪学園中等部三年生。
だが自身の通う学校に「自負出来るほどの充足感が見いられない」という校内の治安の悪さを理由に、現在絶賛不登校中。
そして『軍隊蟻』の一員でもあるが、中2の終わり頃から不登校と同時に顔を出さなくなった。
これはただ外に出るのが面倒臭くなったからで、メンバーを嫌っているわけではない。
引きこもっているアパートの自室では見事に散らかし放題。
お菓子や漫画、ゲーム類や電子機器などで溢れかえっているのだが、室内に入る日射しでさえ嫌がる彼女が外に買いに行っているのかそうでないのか不明。
しかも期間限定のコンビニスイーツを食い漁っている時もあることから、彼女のパシリもとい世話係がいるのではという噂も。
上記のことから、見事なまでのニート気質なため能力に関しても落ち目。
学園に通っていた頃はじきに17人目のレベル4の可能性があったとして不登校初期は教師陣が彼女のもとに訪問していたものの、リモコンという縛りが出来てしまっていたので今となっては見放されている。
軍隊蟻のメンバーとは時々連絡を交わす程度。
蟻なだけあって、重火器の扱いは優れておりどちらかというと整備の方が得意。機械類にも強い。
一日中ネットにかじりついているので情報網には自身がある。
もちろん、身体能力は皆無。
室外で十秒歩いたら息を切らし始める。
能力に愛用のリモコンは代えとして数十個ほど押し入れに隠し持っている。
【特徴】
身長156㎝体重42㎏
無造作に伸ばした黒髪は腰まであり、服は常に作業着風の寝巻き
ナマケモノのような動作と、それに反して獲物を狩る獣のような目付きが特徴
恐ろしく肌が白い
一人称=わたし、二人称=おたく
三人称=誰にでも、~さん呼び
【台詞】
「い~やで~~す~~~よぉ~~~~~、あんなチンピラの掃き溜めみたいなとこ~~~~」
「なぁに言ってるのか意味わからなさすぎワロタ。わたしのリモコンが~~縛りなわけ、ないじゃないっすかぁ~~~~」
「あ~~・・・もしもし?こちら蟻の波幅で~す。」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2013年01月12日 02:13