【名前】行者 道之(ぎょうじゃ みちゆき)
【性別】男性
【所属】
科学サイド/暗部
【能力】
自身のスーツアクターとしての経歴を生かして編み出した、独自の戦術を用いて戦う。
それとは別に拳銃を持ち歩いているのだが、これは「万が一のための保険」とのこと。
追い詰められた時の最終手段であり、滅多に引き金を引くことはない。
【説明】
一言で言い表すなら、「特撮モノのようなド派手なバトルアクション」。
ハリウット映画の撮影に用いるようなワイヤーアクションや、見栄えを重視した殺陣、香港映画並みに激しい格闘アクションなどを取り入れ、動きの各所に「いやでも人目を引く」ような工夫を施している。
数メートルの高さを軽々と飛び下りたり、敵の攻撃を受けて大げさに吹っ飛んで見せたりするほか、見た目の割に威力は低い火薬爆発などを多用。
ひたすら「派手さ」を追及している。
あえて実用的ではないアクロバティックな動きを用いることで、相手の呼吸を乱す効果もあるとか。
【概要】
学園都市の暗部で活動しているフリーのエージェント。
普段は「外」で活動しているのだが、雇い主(クライアント)の意向によって学園都市に送り込まれた。
元・スーツアクターで、裏社会に身を投じる前は特撮ヒーロー番組の戦闘アクションの代行などを行っていた。
スーツアクターとしての経歴は長く、危険を伴う派手なスタントをこなすための体術や体力、見栄えを重視した独特の殺陣などを体得している。
今ではそれらを最大限に活用した独自の戦術を編み出し、自身の強みにしている。
請け負う仕事内容は要人の暗殺や組織の破壊工作などが主。
そのくせに見た目から戦闘スタイルまで何もかもド派手で、敵地に堂々と真正面から突っ込むタイプ。
スーツアクターとしての技術を戦闘に転用し、意図的に「特撮モノのようなド派手なアクションシーン」を演出しているため、「こっそり忍び込む」といった感覚とは無縁っぽい。
目立つことが折り込み済みなので、行動パターンは一般的な暗殺者(どうぎょうしゃ)とはかけ離れており、それゆえ裏稼業のマナーや常識といったものがことごとく通用しない。
「被害は必要最低限に留める」ことをモットーとしており、なるべくターゲット以外の死者は出さないように努めているようだが、その甘さが仇となって窮地に立たされることも。
実は既婚者で、裏社会に堕ちた原因にも妻と一人娘が関係しているらしい。
【特徴】
第一印象は特撮モノの変身ヒーロー。
テレビの中やコスプレ会場や子供向けのヒーローショーでしかお目にかかれない、言わば現実から隔離された異質な姿なので、いざそれが目の前に現れるとかなりの違和感を感じる。
赤でカラーリングされた派手なヒーロースーツで全身を覆っており、身体中の至るところに各種ギミック用の小型機械を仕込んでいる。
成人男性の平均身長よりも少し高いくらいの長身に、スーツの上からも見てとれる程度に筋肉質。
スーツのせいで人相はまったく分からないが、おそらく三十代後半くらいの男性だと思われる。
【台詞】無愛想な男口調。声に抑揚がない。人称は「俺」「お前、君」「彼、彼女」など。
「スーツアクターってのは、まあスタントマンみたいなものだ。一般的な保険の加入が拒否される程度には危険が伴う仕事だよ」
「ちょうど君と同じくらいの年頃の娘がいてね。たとえ同業者であっても、君のような未成年の少女とは戦いたくない。……その物騒な得物を下してもらえるとありがたいんだが」
「……おい。一応言っておくが、これはコスプレではない。ただの仕事着だ」
【SS使用条件】
ご自由に