【名前】雑賀一姫(さいか いちひめ)
【性別】女性
【所属】科学
【能力名】なし
【能力説明】
バンクには18歳で登録しているため、能力開発を受けていない。
かの鈴木孫一が鍛え、使用したと言われる火縄銃『八咫烏(やたがらす)』を所持する。
織田信長を狙撃し、傷つけた逸話も残る。その後、火縄銃自体は江戸時代以降からより神格化されたこともあり、日本における伝説級の霊装で、
魔力を込めて正しく使用すれば聖人すら傷つけることを可能にする対魔術師用の一撃必殺の武器である。
『八咫烏』は射撃するまでは一切の魔力を隠蔽し、察知を阻害するため、特に狙撃向き。湿気には弱い。
ただし、本人はそのことを知らず、普通に銃として使用しているため、効果も火縄銃より少し射程が長く、精度と威力が高いだけの銃と見られている。
忍者を称しながら、暗器の類はほかに持っておらず、基本的に銃一丁で戦う。身を隠すために森林用の迷彩柄の外套を持ち、中東時代からは砂漠用も使っていた。
【概要】
雑賀衆の末裔を自称する火縄銃を専門武器とする忍者(くの一) 本名は鈴木一姫で鈴木家跡取り娘。
だったが、法令で雁字搦めとなった日本を嫌って家を出奔し、中東での紛争に民間傭兵会社(PMC)のアサシン要員として関わっていた。
テロリストやら中東系の中小魔術結社を軒並み壊滅させた敏腕を持ち、その関係でその筋から恨みも買っている。その時のコードネームは「スズキ(SUZUKI)」
尋問訓練を受けていることから、彼女に並みの拷問は通用しない。曰く「それよりもお嬢様に本名を暴かれた時ほど五臓六腑に響いた苦行は無かった」らしい。
とあるアラビアの石油王の豪邸に潜入中にメイド姿が気に入り、それ以降、度々着こなしているせいで忍者姿よりも板に付きつつある。
戦闘(サバイバルを含めた戦闘技術)も品行も兼ね備えた忍者メイドが新たな彼女のコンセプトであり、傭兵としての売り文句である。
とある戦場カメラマンとも親しい仲。かなりの酒豪で会社との宴会の席では痴乱騒ぎもしばしばあったという。
第三次世界大戦終了に伴い、その力を存分に発揮した学園都市に関心を抱き、身分を詐称して潜入した。そこに同業者が居ることは知っている模様。
当時最先端の武器である銃を扱うのに長けた雑賀衆の末裔を自称するだけあって科学技術への適応力も高い。
繚乱家政女学校のようなメイド養成を経たわけではないので、学園非公認のメイド。
ただし、メイド業に関し、あらゆることをほどなくこなし、料理の腕は一流。日本料理と中東系の料理を得意とする。
【特徴】
整った顔立ちを持ち、砂漠生活で程よく日焼けしている。
後ろ髪を束ねたポニーテールを垂らし、かつては活発な行動を保障するため、着用する服装は動きやすいことをメインに置いていた。
現在は職業柄、忍者とメイドを兼ねることから、白と黒を基調としたメイド服を着用し、任務の際にはそこに迷彩柄のコートを羽織る。
【台詞】
メイドゆえ表向き丁寧語が多い。
秘め事は乙女の特権らしい(意味深) 秘密を暴露されると意外にあたふたする。
「お嬢様、御用に御座いますか?」
「―――はあ、左様で。ですがその要求には応じられかねますよ、旦那さま。なぜなら、私の主はお嬢様と既に決めているのですからね。」
「安月給でも何でもいいんですよ。アタシにとって使命のある戦いの場が仕事にあればやりがいになるんです。」
「自分を盾に命を投げ出すなんてふざけてる。自身を軽んじる人は他人なんか守れるわけがないって、アタシ的には。」
「き、禁酒令ですか!? そ、そんな、お嬢様と自分の命に次いで二番目にアタシの大事な物だから取らないでよぉ! あ、いえ殺生ですから取らないでくださいぃ・・・」
【SS使用条件】
特にない
最終更新:2013年05月01日 18:16