【名前】百目鬼誉(どうめき‐ほまれ)
【性別】男性
【所属】科学
【能力】威風堂々(マジェスティオーラ)/レベル3
【説明】
不特定多数の人間の、百目鬼に対する恐怖心を増大させる精神系能力。
臆病な人間に使用した場合、恐さのあまり動けなくなるか、百目鬼から全力で逃げ出すか、逆に好戦的な態度に転じる。
百目鬼に対して少しでも恐怖している事が前提条件であり、そもそも全く恐れを抱いてなければ能力の対象には成りえない。
【概要】
輝石ノ森工業高校二年の男子高生。
AIM拡散力場と元々の風貌のせいで、誰も彼もが百目鬼と距離を置いており、それは仕方のない事だと本人も割り切っている。
たとえこちらが友好的な態度を示したとしても、向こうは完全には心を開いてくれない。無理に関係を築いたところで、いつかはどこかで破綻する。
となると、百目鬼に出来るのは、ひとりで自分なりの生き方をするということである。それが自分にとっても他人にとっても、一番良い選択なのだと。
百目鬼に近付く人間は理不尽な因縁を付ける不良がほとんどである。他にいるとすれば、それは、彼に対して恐怖を感じない人間だ。
不良に付き合うのも彼としては面倒だし時間の無駄なので、適当に能力を使って追い払う事にしているが、能力が逆の方向に作用して喧嘩になる事も少なくない。
そういった経験を何度もする内に自然と格闘技術も向上したが、やはり、実戦向きの能力者や、無能力者でも複数人が相手だと普通に負けてしまう。
特に趣味も無いし遊ぶ友達もいないので、近所のトレーニングジムで肉体を鍛えた後は、娯楽の民(パラダイスセブン)で適当に時間を潰している。
アクションゲームコーナーで機械仕掛(アンドロイド)の少女と数えきれないほど対戦をしているのだが、彼女のハメ技を攻略し勝った事が一度も無い。
最近、何故か自分を怖がらないどころか関わろうとする人間が急に増えてきて、逆に百目鬼自身が恐怖というか困惑している。
【特徴】
茶色に染めたワイルドヘアーと野獣のような鋭い目つき、鍛えられた肉体が特徴的。
ただでさえ厳つい容姿なのに、能力のせいで一回りも二回りも体が大きく、顔が恐く見える。
【台詞】
「どいつもこいつも、まるで猛獣でも見るみたいな目で俺を見やがる。でも、仕方ないよな」
「なんだ、お前、俺が怖くないのか。珍しい奴もいたもんだ。……いや、最近はそうでもないか」
「聞こえなかったのか。ならもう一度言う。とっとと失せろ。目障りだ。お前みたいなのが一番苛々すんだよ」
「ああ、こいつは確かに、めちゃくちゃ恐いし、逃げ出しても仕方ないな。見ろよ俺の足。ぶるぶる震えてやがる」
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最終更新:2013年06月04日 05:06