【名前】渡真利(とまり)
【性別】男性
【所属】忍者
【能力】主に「罠(トラップ)」の仕掛けを得意としている。
【説明】「罠(トラップ)」の仕掛けを得意としている。
一口に罠と言っても様々で、竹筒とゴム紐を利用した竹鉄砲状のものから、地面近くに張ったワイヤーと手榴弾などを用いた仕掛け爆弾というえげつない代物まで扱う。
そのほかにも、竹筒に弾丸を仕掛けて作る即席の実包地雷、ネズミ捕りを改造した起爆装置など、多種多様な罠を仕掛ける。
渡真利の罠はよくヒットするが、これはただ単に罠を仕掛けるのが上手いというだけでなく、人間の心理の隙をつく技術が高いということを示している。
「あくまでも敵の侵攻を妨害するのが目的」とは本人の弁。しかし明らかに殺傷能力を持つ罠も多々ある。
正面切って敵と戦うことを嫌い、仕掛けた罠だけではどうしようもなくなった時にだけしぶしぶ近接格闘に持ち込む。
体術はそれなりだが、本人曰く「身体がなまりきってて使い物にならない」とのこと。
【概要】
甲賀忍者の一人である三〇代後半くらいの中年男性。実は九州地方の生まれ。
組織全体の総意に反し、独断で学園都市との接触を図ることを試みる、通称「一派」と呼ばれる派閥に属している。
「一派」の中では幹部のような立場にあり、比較的重要なポストに身を置いている。
数人の部下に「学園都市の異能のデータを収集する」という極秘任務を与え、スパイとして学園都市に送り込んだ。
週に一度くらいの間隔で定時連絡を行い、部下から収集データと報告書を添付した「密書(メール)」を受け取っている。
ちなみに、「学園都市内限定販売の缶ジュースを至急送ってくれ」だの「一発芸やれ」だの部下に対する無茶ぶりが多く、部下の間での評判はあまりよろしくない。
「一派」は組織の中枢部から危険視されているため、表面的には組織に従順な態度を崩さず、一介の甲賀忍者として振舞っている。
組織内での地位はそれほど高くなく、観光地化した忍者屋敷の管理を任されているレベルの平忍者。
忍者屋敷の整備費として宛がわれた予算をちょろまかし、「一派」の活動資金として横流ししている。
ただでさえ少ない予算をどうやりくりするか腐心している様子。
現在、屋敷内を掃除したり観光客の案内を行う傍ら、「一派」の活動を秘密裏に進めている。
滋賀県某所にある、甲賀の管理下にある忍者屋敷。観光地として知られている。
見た目は何の変哲もない茅葺き屋根の日本家屋だが、内部には「ドンデン返し」、「仕掛け戸」、「もの隠し」、「落とし穴」、「地下道」などの仕掛けがあちこちに施されている。
ちなみに入場料は大人四〇〇円、子供二〇〇円。ひと月の来場者数は多くても三〇人。
渡真利曰く、「全体的にやる気が無い」。
【特徴】
無精ひげを生やした三〇代後半くらいの中年男性。
黒髪、中肉中背、いつもやる気のない表情をしている。
普段はワイシャツにスラックス姿、胸に「甲賀流忍者博物館・管理人」というネームプレートを付けている。
【台詞】いまいち覇気の感じられない男口調。人称は「俺、私」「お前、君、あなた」。
「ん? ……ああ失礼、お客さんですか。ようこそ『甲賀流忍者博物館』へ。いやあ、ここに人が来たのは実に一瞬間ぶりですよ」
「おいおい、上司の命令は絶対だろう。頼むぞ、三時間以内だ。いいな?」
「……なあ有為、ちょっと聞いていいか。お前から送られてきた『密書(メール)』にSM系エロ動画が添付されてるんだが、これはどう反応するのが正解なんだ?」
【SS使用条件】
ご自由に
最終更新:2013年06月18日 19:34