【名前】木原 乗算(きはら じょうざん)
【性別】女
【所属】科学/木原一族
【能力】読心能力(サイコメトリー)/レベル3
【能力説明】
他者の思考を読む能力。対象に触れる必要はなく、読心範囲は自分から5m以内。
読む思考深度と対象数は反比例し、ちょっとした感情を読む程度なら複数人に対して可能だが、詳細な思考まで読み取ろうとするなら1対1で行う必要がある。
【概要】
木原一族の研究者。現在14歳の中学二年生……といっても研究にかかりきりでろくすっぽ学校には行っていない。
基本的に平和主義者で、争いは好まない。どうしても争わなければいけないのなら安全地帯から手を下す事を好む。
また、わざわざ他人を痛めつけたり傷つけたりすることも嫌い。

だがやはり木原は木原で、優れた頭脳を持ちながらも科学の悪用を抑えようとはしない。
無駄に痛めつけるのが嫌いなので、実験体はちゃんと必要な分だけ壊すように心がけている。
彼女の研究目標は本人曰く「どーんと大きく、世界平和あたりで」とのこと。そのための研究テーマは「人間の思考の完全な制御操作」。
現在は主に動物(当然人間も含む)の意思に関する研究をしている。平和的思考を植え付けるために脳を弄ったりとか色々。
実験台でまともな思考を失わなかったものはおらず、それどころか生き残ったものさえ稀である。
それもこれもいずれ来る世界平和のためだからしょうがないよね、とか考え、そのための犠牲が出ることには頓着しない外道。

必要となればいつでも実験できるように、両肩に他者の脳を弄るための手術機能やら拘束機能やらがついた機械の義手を装着している。
義手は黒夜海鳥のそれに似た(もっと太いが)複数関節型で、先端部は手と言うよりマニピュレータとなっている。
マニピュレータ部分には麻酔(及び麻酔銃)・スタンガン・メスなどの手術道具、消毒液等が搭載されており、何かした案を思いついた時にその場にいる実験体を使用して実験を行える優れものとなっている。

好きな動物は鼠(よく増えて実験に便利だし可愛いし)。実験体のことも鼠の名前で呼ぶ。
一々名前だのパーソナルデータだのを覚える気がないためでもあるが、一応本人としてはせめて実験になってくれる相手の心理状態を考えてるつもり。
【特徴】
身長は160センチ強、体重は標準。黒いロングヘアを2つわけの三つ編みにし、大きな丸メガネをかけている。眠そうなタレ目で太眉。
義手は普段外しており、小型のスーツケースに入れて持ち運んでいる。
【台詞】
一人称は「わたし」、素の口調は子供っぽいが。要所要所で口調を変えるので余り意味ないかも。
「どうもこんにちは実験体ハツカネズミさん。あなたはこれから平和的思考を身につけてもらいます」
「争いとか馬鹿馬鹿しいよねー。皆さんどうしてあんなにいがみ合うのかしら」
「どうして『どうしてこんなことするの』と思ってるの?あなたのおかげで世界は平和に近づくんだから、やらない理由がないじゃない?」
「だって世界から争いをなくすためだもの、その過程で何匹のハツカネズミが、モルモットが、クマネズミが死んだってそれは仕方ないことだよね?」
【SS使用条件】
好きにして

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最終更新:2013年06月25日 15:41