【名前】スカリー=ウィルフリア
【性別】男
【所属】魔術/フリーランス
【能力】『フリッグの契約』/『バルドルの力』
【能力説明】
『フリッグの契約』
北欧神話の神、バルドルが『無敵の肉体』を得た契約を基盤とした魔術。
母フリッグが世界中の生物・無生物と『契約』を結び、
誰もバルドルを傷つけられなくなった――という逸話を用い、
魔術を発動した瞬間半径100m内に存在する全ての物体が、術者を傷つける事が無くなる。
『契約』はおよそ一時間程持続するが、『契約』持続中は新たな『契約』を結ぶ事が出来ない。
当たり前だが逸話の通り、『契約』を結ばなかった物体に対しては何の効果も無い。
また、術者の力量を遥かに超える魔術等に対応する事も出来ない。
このように、『契約』に『穴』は付き物であり、本人もそれを理解している為、
これを絶対の防御手段としては用いて居らず、どんな状況でも防御、回避は必ず行うようにしている。
この術式はあくまで『保険』であるという訳だ。
『バルドルの力』
『フリッグの契約』によって術者を『契約対象』とする事で、
術者を『バルドル』と同一視する事によって発動する魔術。
光神である『バルドル』の力の一端を振るう事が出来る。
単純に閃光やレーザー、幻影と言った光の性質を利用した物から、
光を押し固めた光の剣、光の盾と言った魔術的な光の武具を用いる事も可能。
出力としてはトラック程度なら一瞬で切断する程。
また、自らにヤドリギの杖を突き刺すことで、周辺を完全な『暗闇』にする切り札がある。
【概要】
イギリス清教経営の孤児院から脱走した、四人の子供達の一人
孤児院では魔術的な才能を持つ子供を集めており、
脱走した四人の子供達はその中でも特に優秀だった。
幼い頃から『契約』に関する魔術に対して造詣が深く、
非常に複雑な手順を踏む必要がある『契約魔術』の工程を短縮する技術に長けていた。
特に『フリッグの契約』は彼の最高傑作であり、
『バルドルの力』は彼にとって『契約』の副産物でしか無い。
行使する魔術がそうであるように、『契約』という物を重んじる性格。
書面にしろ口約束にしろ、交わした『契約』を破る事を許さない。
(バルドルは司法神であったとも言われ、その一端が見て取れる)
孤児院には恩義を感じており、脱走計画には一番乗り気でなかったが、
それ以上に他の四人との関係を重んじて、脱走に至る。
最近はフリーランスの魔術師として、様々な仕事をこなしている。
ある種の『何でも屋』だが、高く、『契約』を確実に履行するその腕前から、表裏を問わず評価は非常に高い。
他の三人とは積極的に連絡を取り、いざとなれば直ぐに助けに行く覚悟がある。
【特徴】
10代後半のアルビノの美少年。
髪の毛はオールバックで、白スーツと白手袋を着用。
格好だけなら、どこかのマフィアのように見える。
【台詞】
「『契約』を守るのは人の魂の問題だ。『契約』を破れば魂は汚れ、人は堕落していく。
お前が『契約』を無視するのであれば、私はそれを無慈悲に裁くだけだ」
【SS使用条件】
特に無し
最終更新:2013年07月04日 00:09