【名前】御船奄美(みふね あまみ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】肉体解離(オートリリース) レベル2
【能力説明】
特定部位における組織の機能が何らかの原因で著しく損われたのをシグナルとして、無意識の内に細胞の異常増殖が引き起こされる。
機能を失った細胞は死滅ないし修復される代わりに新生された細胞が埋められることで、それらを排出する駆動力が働き、自然に周辺組織から解離させられる。
能力の根本的原理と外観は肉体再生に類似している。しかし能力と言うより特異体質に近いとされている。
解離開始の制御が不可能。感染や物理的破壊、化学的損傷等といった外因によって受動的に引き起こされる。
その終結時期の決定すら彼女のレベルでは困難である。そのため肉体変化を擬似的に引き起こすことも到底出来ない。
また解離しかかった組織を瘡蓋のように無理矢理剥がそうとすると、その強いストレスが原因で再び解離が始まる危険性がある。
【概要】
第七学区の病院で半年余り闘病生活を送る少女。とある高校に入学した直後に能力を起因とした初期の悪性新生物を発現した。
能力の影響下では死滅する事無く増殖し、外科的に取り除こうとすると一部が解離して別の箇所に転移する可能性があるので迂闊に手が出せない。
そのために最近になって『冥土返し』という通称で呼ばれるカエル顔の医者の診療を受けるようになった。

高校1年生の春に入院したため顔見知り程度の友人はいても、とある高校の生徒で見舞いに来てくれる者は殆どいない。
その所為か暇さえあれば読書三昧の毎日であり、退屈凌ぎと称して医学系の情報を扱う雑誌や漫画を読み漁っている。
表向きでは気丈に振る舞い、他人に迷惑をかけるまいと必死であるが、正真正銘の孤独の辛さに耐えられる程強くもない。
【特徴】
身長168㎝,体重45㎏。少々癖っ気のある黒髪。衰弱してはいるが、容姿はきちんと整えている。
普段外に出ないため肌が白く、腕や脚もか細い。日記を書き連ねてた赤色の手記を肌身離さず持ち歩く。
また入院服がとある高校の制服よりも似合っているのは大変な皮肉である。
【台詞】
「もうお姉さんにはお世話になりっぱなしね。一緒に登下校できる日が来たらお友達第一号になってあげたいわ。」
「私の体自身がその利益に背反する場合には『私』を排除するようなこともあり得ると思うのは、漫画の読み過ぎかしら?アハハ。」
「お願い、もう少し側にいて。あなたの手を握ってるとすごく落ち着くの。だからね、このまま・・・。」
【SS使用条件】
特に無し

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最終更新:2013年07月14日 21:47