【名前】ドロミーティ=フリウラーネ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】星座石を利用した星座の魔術
星座や天体ではなく、それらに対応する星座石と呼ばれる霊装を用いて大規模な星座魔術を行使する。
オリアナ=トムソンの速記原典に近い発想で術式が組まれており、一つの天体・星座の意味を込めた一個の石を消費することで安価かつ安定的な効果に得られる。
それと引き換えに本来の星座魔術と比べて数段劣るものとなっているが、消費する数を増やすことで単純に火力を調整できる手軽さから攻撃、防御、補助の全てをバランス良くこなせる点で、彼女自身も例えてカラシニコフみたいなものとその兵器としての高い完成度を自負している。
【概要】
イタリア北部を出身とする十八歳の少女。魔術結社
『七曜の星(ウルサ・マヨル)』に所属し、同結社を率いるボス。
元々は
ローマ正教会に属し、対学園都市の戦略研究を主として担っていた。しかし、その結果において生み出された成果は、十字教の神秘を失わせ得るものとして危険視され、また直接的に近い形で科学技術を魔術に組み込む
協定違反を犯していると判断されたことから追放処分を受ける。
大学を飛び級し、鉱物学を専門とする教授としての資格を持っていた経歴があり、様々な形で偽装されローマから禁書指定、焚書を免れた学術書という名の魔導書を複数所持する。
かねてから様々な神話が絡み合う地として注目する北極圏を活動の拠点に据えることを決意する。
新参者として舵取りの難しさ自覚しつつも、それゆえに好奇心を重んじ、他に先んじて目的を達しようとする考えの持ち主である一方で自堕落な性格でもあり、何事も手間を省くことを好む。
それが好感され、結社の構成員からは
ディアンドルという愛称で呼ばれ、慕われている。
【特徴】
体格は平均的な女子高生で、欧米人でも珍しいプラチナブロンドの長髪。薄手ながら高い耐寒機能を持つ学園都市製のフォーマルドレス(白と青を基調とした色合い)をまとい、煌びやかな宝石で着飾ったいかにもなご令嬢である。
【台詞】
普段は落ち着いたお嬢様口調で話すが、興奮したり焦りが出た時は年相応な少女と変わらなくなる。
「あーぁ、こうも寒いとやる気も失せちゃう。新しく暖房機器を学園都市にでも注文しようかしら」
「あなたの魔術には独創性を欠片も感じられなかった。単に複雑なだけ。とても面白くないわ」
「北極圏は、神話世界の位相が幾層も重なり合う重相地。要は魅力溢れる場所なのよ!」
「―――わひゃああッ、はだ、裸ぁ!? …って何勝手に船内にサウナ室を設置してんのよーっ!?」(タオル一丁の結社構成員を見て)
【SS使用条件】
なし
最終更新:2021年03月25日 12:31