【名前】クリストファー=ルース(Christopher=Rouse)
【性別】男
【所属】
魔術サイド/
必要悪の教会《ネセサリウス》
【能力】炎系統の術式に特化した魔術師。
【能力説明】
『殲滅せよ、主に背きし異端を(SACRED FLAME)』
火炎崇拝における「火を神格化・神聖化し、神の象徴とする」という理論に基づく炎系統の術式。
一言でいえば「術者に敵意、殺意を抱く者のみを焼き尽くす」効果がある術式で、逆に「敵」以外のすべてに効力を持たない。
「不浄なものを焼き尽くし清浄にする」という考えから、火を用いた処刑(=火刑、火焙り)は魔女狩りの魔女や宗教的異端者に科されてきた歴史を持つ。
この術式の理論では「火は神の象徴」と考えるため、その力を振るう術者に敵意を持つ者は「神に逆らう者」と見なされ攻撃の対象になる。
よって、術式を広範囲に適用して炎を蹂躙させることで、倒すべき敵のみに確実にダメージを与えることができる。
ただし「個」より「数」を撃つ術式であるため、一人ひとりに致命的損傷を与える事はなく、あくまでも魔術の行使を阻害する程度のダメージを与える事が目的。
大規模な戦力同士の争いにはもってこいな強力な術式だが、発動するにはそれ相応の制約があり、基本的に「十字架から500メートル」以内の地帯でしか効力を発揮しない。
これは「ただの火」が神の力を得ることができる限界の範囲で、範囲外には炎が燃え広がらないようになっている。
十字架と言っても協会の屋根に取り付けられているものだけにならず、クロスの首飾りや十字路なんかも可。
とりあえず術者自身が十字架を身に着けていれば、術者から500メートルの範囲で炎を扱うことができる。
キリスト系の教会が多く設立されているヨーロッパでは戦いやすい術式だが、宗教が浸透していない地域やアジア諸国、特に日本や学園都市内ではかなり不便(一応十字路はあるが)。
ヴェントの天罰術式に似ているかもしれない。
【概要】
必要悪の教会所属の魔術師。
得意とする術式から分かるように、大勢と大勢がぶつかる大規模戦闘のエキスパートで、通常は乱闘などのシチュエーションで投下される魔術師。
……なのだが、最近は専門外の任務を命じられたりして色々こき使われている様子。
(自称?)紳士然とした青年で、よく言えば人当たりがいい、悪く言えば馴れ馴れしい。
魔法名は『devotio997(我がちからは隣人のために)』。※devotio=(人、主義、仕事への)献身や信仰や専念。
【特徴】
年齢は高校生から大学生辺りで、今時珍しい英国紳士(ジェントルマン)風の上品なジャケット姿と革靴。整えられた栗髪、瞳は灰色。
術式の特性上たくさんの十字架を身につけており、十字架のネックレスを三つ、ジャケットに十字架を模したバッジを5つ留めている。
【台詞】一人称は「私」、二人称は「きみ」。何かと理屈っぽい口調でぺらぺら喋る。
「やあ。お初にお目に掛かるね、同胞のお歴々。隣人は愛するものだと我らが主も説いている。同じくイギリス清教に身を置く者同士、仲良くしようじゃないか」
「そう悲観するのはやめてくれたまえ。行動する前から諦めていては、何も成すことはできない。そうだろう、きみ?」
【使用条件】死ななければ