【名前】ニグ=アンデラ
【性別】男
【所属】魔術/
七曜の星
【能力】『無駄なしの弓』
【能力説明】
『トリスタンとイゾルデ』『アーサー王伝説』等に登場する英雄『トリスタン』が所持していたと伝えられる弓に関する魔術。
この弓は『無駄なしの弓』とも呼ばれ、放てば必ず相手に命中する、と言われている。
しかし、それが霊装の効果ではなく
――神、英雄の『技能』『能力』と『武器』が混合されるように――
トリスタンが所持していた『技能』である、とする解釈も存在する。
この『技能』を魔術によって再現し、擬似的な『必中』を可能にしている。
もし100%の再現と完全な『必中』を可能にしたならば、『必中』を可能にする様々な『
パターン』を全て再現出来るだろうが、
現在は『遠隔操作』と『自動追尾』の二種類の『必中』のみを可能としている状況にある。
ちなみに、ニグは『銃の霊装使い』。
『魔術によって作り上げた魔術的な意味のある素材』を『最先端の軍事工学』によって『六連装リボルバー』に仕立てあげたもの。
『神に供物を捧げる事で見返りを貰う』という神話のアーキタイプを利用し、魔力を込めることで弾丸が自動装填されるようになっている。
他にも霊装自体の強度強化、ライフリングに刻まれたルーン文字による銃弾の威力強化等、細かい魔術的チューンナップも施されている。
【概要】
『七曜の星』に所属する魔術師。幹部の一人。通称は『フェクダ』。
『神秘のロマンハンター』を自称する男で、伝承にも残っていないような超古代魔術文明の存在を信じている。
たとえ現存する伝承が今の世界に存在せずとも、例えば魔導書のような形で古代魔術が残されているのならば、
それは現代に至るまで自己保存機能を発揮してどこかで眠っているはずだ――と。
元からフリーランスの魔術師であり、魔術―科学間の『協定』には頓着しない人間であった。
ましてや、最先端科学技術は人類未踏の地に足を踏み入れるならばもはや必須であり、彼はそれを躊躇いなく使う。
現在使っている魔術に関して言えば、彼曰く『リボルバーは冒険者の嗜みであり、ロマン』らしい。
基本的には魔術結社で仕事をしながら過ごすが、時たま何の前触れもなく冒険に旅立ち、
その際に大量の資金と人員を持っていくのがボスの頭痛の種。
ただ冒険の成果は『儲けは出ないが損もしない』程度には出ており、
『魔術師にもよく分からん魔術的アイテム』が拠点に集まりつつある。
なお、現在の大目標は『北極、並びに海底に存在するかもしれない超古代魔術文明の発見』である。
酒と女、そしてロマンを愛する豪放磊落なヒゲダンディ。
『熊の股』を意味する『フェクダ』の呼称はボスからため息混じりに名付けられたもの。
ボスの『北極ロマン』に深く共感しており、結社設立後はいの一番に参加した。
『先輩ロマンハンター』として有ること無いこと色々なアドバイスをしている。
少なくとも学園都市製の家電製品の扱いに困らない程度には、科学技術を把握している。
【特徴】
30代後半。赤毛にブラウンの瞳。
丁寧に手入れされた顎髭を生やしており、思考する時は髭を触る癖がある。
魔術師と冒険者を兼ね備えている為、かなり筋肉のある体つきをしている。
普段はジーパンとTシャツのラフな格好(北極なのに)。
【台詞】
「世界には、消えていった神話や吸収された神話が存在し、同じぐらい失われた魔術も存在する。
だが! 多くの魔導書がそうであるように、完成された物は地脈を利用しこの世界に残り続けるのだ!
俺はそういう『有るはずの古代魔術』を探しだすのが夢なのだよ。ロマンだろう!」
「分かる、分かるとも、ディアンドル。ロマンに男も女もない。人間ならばロマンを追わずには居られない!
いずれは北極に存在するはずの超古代魔術文明を見つけてやろうではないか!」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2013年08月06日 21:19