【名前】伊勢 日女《いせ ひるめ》
【性別】女
【所属】魔術サイド/神道系皇室派
【能力】『かごめかごめ』の歌詞を使って魔術を行使する。
【能力説明】
童歌『かごめかごめ』の歌詞から魔術的意味を抽出して様々な魔術を使う術式。
実際に『かごめかごめ』に魔術的な力があるわけではなく、『かごめかごめ』の歌詞の解釈を使って魔術を行使する、いわば『言葉の霊装』のような性質。
よって、具体的に技に名前があるわけではなく、単純に呪文(歌詞)ごとに色々な効能がある十徳ナイフ的な術式。歌詞単体でも効果は発揮する。
  • 『かごめかごめ』
籠目は六芒星の象徴、ということから、六芒星による半径二〇~五〇メートルの『場』を築く。六芒星は太陽を中心に据え格端が曜日の星に対応しており、万物を象徴する。
これによって『場』の内部の四大属性とエーテルの対応を設定し、後に使う魔術を使いやすくする。また、五つの属性から五芒星も象徴している。
身ごもった女(籠女)や龍(=神)という意味もある。
  • 『かごのなかのとりは』
籠の中の鳥居、と解釈し、『かごめ~』で作った『場』の中に鳥居、つまり神界(テレズマの塊)との入り口を生成する。
これによりすべての属性に加えて天使の力《テレズマ》を扱う準備を行う。これ単体でもテレズマを炸裂させることによる爆発くらいなら使える。
上の歌詞からのつながりで、『胎児(=女の中にいるもの)』という意味もある。
  • 『いついつでやる』
『何時出てくるのか』という意味であり、出現の催促=指示を意味する。これにより『かごのなかの~』で作った鳥居からテレズマを蛇の形で飛び出させる。
蛇は発射後数秒程度なら使役できるが、数秒後には爆裂する。また、上の歌詞からのつながりで『いつ生まれるのか』という意味もある。
  • 『よあけのばんに』
夜明けの晩に、つまり「夜明けから晩に至るまで」(=一日の経過)を意味しており、鳥居から太陽を模したテレズマの球を打つ。弧を描いて攻撃する。
また、『夜明けの晩』は光を見る直前という意味があり、臨月を暗喩する言葉でもある。
  • 『つるとかめがすべった』
鶴(=五芒星)と亀(=六芒星)が滑った、つまり五芒星と六芒星で作られた『場』の放棄、術式の途中終了を意味する。
また、五芒星と六芒星が統べった、と解釈する場合もあり、その場合は術者がすべての属性(テレズマ含む)を支配したことを意味する。
  • 『うしろのしょうめんだあれ』
後ろの正面とは、自分の背後にいるもの、取り憑いている(中にいる)存在のことを指す。この呪文単体には意味はない。
ただし、今まで唱えてきた呪文『身ごもった女』『神』『女の中にいるもの』『いつ生まれるのか』『臨月』『すべての属性の支配者』
という呪文を一直線に連結させることで、『女(術者)の中に神(大容量のテレズマ)を宿す』という効果を生み出すことができる。
使用中は『場』の中限定だが、一般の聖人を軽く凌駕する膂力を得られ、四大属性の簡単な攻撃、さらにはテレズマの蛇を自在に操れる。
戦闘力としてはオーバー神裂レベルだが、何らかの要因で『場』が破壊されれば能力は強制終了、しかもテレズマが暴走して自身にダメージが及ぶ。
【概要】
日本神道系皇室派の魔術師。しかし、六芒星などを使う関係上結構西洋近代魔術にかぶれている。魔法名は持たない。
性格は学者気質で、大人しめだが陰気というほどではない。何気に自分の容姿を気にしている。伊勢 日女は偽名らしい。
日本の童歌に隠された宗教的暗号解読の第一人者。音や言葉の力(言霊)の解析のプロでもある。解析以外に特別なことはできないが。
【特徴】
黒髪の長髪、黒目。肌は白く、普乳。身長は一六〇センチ弱。普段はかけていないが、文字を読み書きするときはメガネをかける。
日本人形がそのまま大人になったような雰囲気であり、一見すると美しいが、じっと見つめていると吸い込まれてしまいそうな不気味さを持つ。
本人はそのことを気にしていて、出来るだけ洋服を着るようにしているが何故か第一印象はいつも『日本人形』。何かに取り憑かれているのかもしれない。
【台詞】
意外とハキハキ分かりやすく喋る。学者っぽい小難しい喋り方。
「いや、結局のところ、『かごめかごめ』に魔術的な力があるかどうかなんて関係ないんだ。
 要は魔術を使うための定規として機能すればいいわけで、私の謳っている『解釈』なんてすべて魔術を使うための後付けさ」
「む、むぅ……。私はそんなに陰気な容姿だろうか?」
「ふむ、それでは一つ、『面白いもの』をご覧に入れよう……!」
【使用条件】設定の極度な改変がなければご自由に

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最終更新:2011年09月19日 03:48