【名前】浅立 知識(あさだて ちしき)
【性別】女
【所属】科学/
エンブレム
【能力】強制入力(エデュケーション)/レベル4
【能力説明】
対象に何らかの知識(正確には意味記憶)及びその信用度を植え付ける能力。
例えば「林檎とは根っこを食べる植物である」というような知識を与え、それについて大まかに「真偽が怪しい」~「(十中八九)正しい」までの信用を持たせる。
この能力によって既存知識との矛盾が生じた場合、原則としてこの能力で入力された知識が優先される。さらに、繰り返し入力することで長期に渡って忘れないようにすることも可能。
しかしあくまでも知識を与える能力であるため、既存の記憶(正確には「エピソード記憶」)との矛盾に関しては干渉できない。
この能力は洗脳とは異なり、この能力で与えられた知識を周囲の環境から得た知識で上書きするのを妨げることは出来ない。
先述したような知識であれば、林檎を見るにしろ本なりテレビなり人伝なりにしろ、「林檎は木になった実を食べる植物である」といった知識で間違った知識を上書きできる。
また、林檎を食べた体験があるのなら、そのエピソード記憶から与えられた知識を是正することもできる。
とはいえ、容易に確かめることのできない知識(たとえば「誰某がお前の敵である」のような相対的なもの)を植え付けられた場合、洗脳に近い効果を発揮するのは間違いない。
これらの上書き・是正にかかる手間は、与えられた信用度によって変化し、当然だが高い信用度を与えられた知識の是正には手間がかかる。
能力の射程は彼女から10m以内かつその視界内、あるいは自分自身。効果を発揮できるのは人間のみ。
また、植えつけられた後の知識は能力の影響下になくなるため、与えられる知識量に制限はない。
【概要】
花盛学園中等部に通う中学1年生。
花盛に通うだけあってかお淑やかで、暗部らしからぬのんびりとした性格。貴波とはなんとなくウマが合うのだとか。
学校では勉強に能力を活用している。演算能力も合わせることで試験ではほぼ満点が基本。
運動能力も優秀で、ふわふわした性格とのギャップから冗談交じりで「騙された」と思う者もいるらしい。
また、暗部組織『エンブレム』に平構成員として所属しており、こちらの活動ではもっぱら戦わずして目標を達成することを好む。
例えば機密書類の入手にはその書類を持ってる本人に「その書類は別に秘密ではない」などのような知識を植え付けたり、
暗殺の際には「目の前の少女は無害であり、警戒の必要はない」「彼女の持っている銃は玩具である」等の知識を植えつけて警戒心を奪った後に射殺したりする。
暗部に所属するきっかけなんてものは最早覚えていないが、きっと幼い頃から十分に強力だった能力が原因だったのかなあ、などと考えている。
【特徴】
黒髪ロングの姫カット。某婚后さんみたいな髪型。
いつもにこにこと笑っており、笑顔の絶えない和風お嬢様、みたいなイメージ。あらあらうふふとか言うタイプ。
身長は150センチ弱程で、体重は軽め。色々細くて薄い幼児体型。
【台詞】
一人称は「私(わたくし)」で、お嬢口調。なんとなくのんびり気味。
「貴波さんの案内は凄いですわね。私にはとても出来そうにありませんわ」
「あらあら、テスト勉強ですの?ええっと、私にはよく分からないものですので、お助けは出来ませんわ」
「そういえば、先日のお夕飯は美味しかったですわね。お仕事終わらせたら作り方を調べようかしら?」
「『私が何者か』なんて、そんなの『ただの通りすがり』に決まっておりますわ。これだって『友達から頂いた玩具』ですもの」
【SS使用条件】
設定の追加等は断ってからお願いします
最終更新:2013年09月14日 13:10