【名前】朽葉 黄丹《くちば おうに》
【性別】女
【所属】
科学サイド
【能力】測定不能(本人はこの能力を逆時経過《ターンバック》と名づけている)/無能力《レベル0》
【能力説明】
計測しても何も観測できず、投薬しても開発される兆しさえ見えない生粋の無能力。
投薬した物質が即座に出血や嘔吐という形で排泄されるのではなく、
完璧に消滅しているという点で何らかの能力者だと目されているが、何も観測できないので無能力者扱い。
能力の本質は『消滅』ではなく『上書き』。原理は幻想殺しより預言書の予知に近いものがある。
具体的に言うと、『数秒前の無事な自分』と『現在の改変を受けた自分』があって、
『数秒前の無事な自分』の肉体情報を『現在の改変を受けた自分』が取得することで改変を打ち消している。
上書きできるのは自分の肉体情報だけであり、
ウイルスの感染、怪我(たとえ即死でも)も無効化できるが、
能力の本体が魂であるため魂には干渉できず、外部干渉ではないから年もとる。
【概要】
長月学園の一年生。
外界に一切出力することのない能力な為、一般生徒として生活してはいるが、
割と誰も彼女を殺すことができない為スクールカーストとかはどうでもいいと考えている。
そのことでたまに上級生に苦い顔をされるが、基本的に無害なのでスルーされているらしい。
性格は世捨て人のように無気力で、あらゆることに無頓着。なんとなくじじくさい雰囲気をしている。
【特徴】
途轍もなく長い黒髪を何重にも折りたたんでいる。彼女曰く、『切っても元に戻る』らしい。
美人だが、すべてに無頓着な態度と雰囲気のせいでなんだか荒んだような印象を与えやすい。
【台詞】
『あー』が口癖。どことなく投げやりな女口調。
「……あー、だいじょぶだいじょぶ、私、ガンか老衰でしか死なない体質だからー」
「あーあー……派手にやっちゃったわねぇー……。ま、私の知ったことじゃないからいいけど」
最終更新:2011年09月19日 03:58