【名前】日比谷 是乃(ひびや ぜの)
【性別】男
【所属】科学
【能力】飛翔炎弾(フレイムミサイル) Lv4
【能力説明】
接触した物体に燃焼ガスの噴射点を作る能力。
『空力使い』の炎バージョンと呼べる能力であり、燃焼ガスの噴出によって爆発的な加速を生む。
純粋な出力では同レベルの『空力使い』と同等以上であるが、作成できる噴射点の数は数十個程度に留まる。
また、熱と炎に寄る副次効果が存在し、噴射点の方向を切り替える事による軌道操作などが可能。
『ミサイル』の名の如く、目視に寄る誘導を行い遠くの物体を狙撃するような事も可能だが、
演算の関係上、同時に誘導可能なのは十個程度。
【概要】
裏の世界、特に暗部にてフリーの傭兵のような役割を果たしている高校生程度の少年。
傭兵といえば聞こえはいいが、結局の所使い捨てのコマであり、
まさしく『ミサイル』のように『発射して使い捨てる』のを目的に雇われる。
複数の仲介屋にもそのように登録されている。
元々は兄妹で置き去りとして学園都市に捨てられ、共に能力開発を受けていた身であった。
お互いにお互いを拠り所として生きていたが、能力の暴走事故によって妹が死去。
その後、空虚なままに日々を生きている。
その行動原理は『死ぬ為に生きる』。
特定の暗部組織に寄らずフリーで仕事をするのも、使い捨てのコマであり続けるのもその為。
死ぬような危険な任務に飛び込み、必死に生き延びている。
妹が死に際に言った、『私が死んでも、お兄ちゃんは生き続けてね』という言葉が、呪いのように心を縛っている。
【特徴】
野球帽とマフラーを着用し、目元と口元を隠している。
夏でも長袖長ズボンだが、これは純粋に自分の能力で火傷しない為の措置。防炎素材である。
【台詞】
「もう、どうしようもなく、死ぬしか無い、そんな状況になったら。
多分俺は『許された』んだ。もう、『頑張らなくていいんだよ』って、そう妹が言ってくれたんだよ」
「羨ましいな。死ねるぐらいに、弱いのは。俺は中途半端だ。守れるほどにも、強くなかった」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2013年12月13日 23:33