【名前】木更津神奈(きさらづ かんな)
【性別】女
【所属】科学/風紀委員
【能力】気流噴出(エアロジェット) 強能力者
【能力説明】
手で直接触れることで「物体」を確定し、その表面上のどこかを目視することで「噴射点」を一つ設ける。ガラス壁であれば、裏側の表面にも設定可能。
ただし、能力者から10m以内に存在することが条件である。また10秒程度の発動時差の設定や噴射する向きの調整は可能だが、出力の精密な加減や噴射点の複数設定は出来ない。
しかし、一点から噴射される気流は起点で風速80m/sを記録するほどであり、自動販売機(800㎏超)くらいの物体を300m上空まで打ち上げることが可能。
自身を噴射点からの気流噴出で加速し、最高時速120kmほどで直線的に高速移動することを得意とする。大回りになるが、曲がれないわけではない。
正面部分に受ける気流を操作して風防を形成したり、エアバッグで衝撃を緩和することで負担を軽減しているらしい。
このように、しっかり気流操作を応用できている部分もあることから、器用なのか不器用なのか分からないと評価されている。
【概要】
祐天寺学院2年風紀委員。
枝垂桜学園を卒業したお嬢様として、周囲から浮いた異色な存在だったが、空気に馴染む努力の結果、イベントを企画する発起人として頼られている。
また風紀委員としてしっかりとした運営を行えるとして教師からも信頼されている。
なぜお嬢様学校からこの無名校にあえて進学した理由は、「新しい風を感じたかったから」というのが表向き彼女が周りに説明する話だが、
実際はこの学校出身の警備員と一度だけ面識があり、学舎の園の外で遭遇した事件から救ってくれたヒーローとして認識したからである。
お嬢様学校出身、風紀委員ということもあって規則に厳しいと見られがちだが、それ以外の私生活部分ではむしろおおらかすぎる点があり、友人付き合いも良く後輩にも慕われる。
能力の使い方やスキルアウト制圧方法から付けられたあだ名は「ジェット女」
運動能力は高く、喧嘩なら大抵の男にも勝てる自信があるが、お嬢様学校の教えは染みついており、喧嘩っ早くはない。
入学時まではレベル2だったが、1年生途中の身体検査でレベル3判定を受けた。
無類のケーキ好きであり、第七学区(学舎の園を含む)内に存在するあらゆる店のケーキを味覚に網羅し尽くしている。
新作のケーキ情報は風紀委員の職権で調べるほどで、対店長脳殺おねだりモードにより、予約無しで入手する。
【特徴】
黒髪ロングのおさげ。高校生にしては小柄なほう。胸も含めてお姉さんってキャラじゃないのにお姉さんぶる。
普段は背に天使の羽が柄に入ったオシャレパーカーちゃん。両手首に色々な色のバンドと愛用のミリタリーウォッチを嵌めている。深窓のお嬢様というより、活発な女の子のイメージ。
風紀委員として基本は制服だが、外回り時はヘルメットを被り、学校指定ジャージ着用の上、ローラースケート、肩肘のプロテクターを装着する「ジェット女」スタイルでさらにジュラルミンの盾(ライオットシールド)を持つ。
ひと目では警備員としか見えない容姿でより強力な警告効果が発揮できる、とのこと。
ミリタリーウォッチは警備員仕様として配給されている腕時計。様々な耐久性能、通信・録音機能やLEDライトを搭載した便利ツール。ある事件で消息を絶った警備員の形見であり、サイズが合っていない。
【台詞】
「わはははははは、待てーい! 大人しく降参してくれないと、お姉さん、本気出す。」
「店長! こ、これは、例の最新作ショートケーキですかぁ!? 私、実は余命一週間って医者に宣告されてー、最後の晩餐にしたいな、なぁーんて。 キラーーーーン☆ミミ(擬音)」
「はー、おねだりモードって結構肩こるんだよね。まーでもいっか。めっちゃ美味しかったし。」
「イベント企画に関してはお任せください。 ――――そう、お姉さんが思うに華やかさと優雅さ、そして何よりも甘さとまろやかさが足りないっ!」
【SS使用条件】
特に無し