【名前】時月姪子(ときづき めいこ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】粒子保管(ゴーストキャッチャー)
【能力説明】
ニュートリノを念動力の膜で包むことで保管する能力。
ニュートリノは電荷を持たず、質量が非常に小さいため、あらゆる相互作用に反応を示さず、高い透過性を持っている。
そのため、あらゆる物質や素粒子に干渉されず通り抜けるニュートリノの観測には巨大な施設が必要とされていたが、
彼女の能力によって今まで不可能とされていたニュートリノの捕縛・保管が可能となり、ニュートリノに関する研究が飛躍的に進歩した。
その現象は非常にミクロであるため、精密機器がなければ観測できない。
本人も何か小さなものを捕まえる感覚はあったが、まさかそれが素粒子だとは思ってもいなかった。
理論上、未知の素粒子も彼女の能力で捕らえて保管することが可能であり、新たな素粒子の発見にも繋がる可能性があるとされている。
捕縛出来る粒子数は極少量、保管期間は最長で19時間。
稀少性と科学技術への貢献度からレベル4に認定されている。
【概要】
霧ヶ丘女学院1年生。
幼い頃に発火能力や発電能力など派手な能力に憧れて学園都市に来たが、いざ能力に目覚めると「非常にミクロで精密機器を使わなければ観測できない」という地味どころか、
とあるAIM系の能力者に指摘されなければ誰も(自分ですら)本来の能力に気付かなかっただろうという代物で落胆している。
自分の能力がどういうものか理解しておらず、彼女の担当の研究者が一番よく理解している。一度、その研究者から説明してもらったが、あまりにも難解な内容で大量の専門用語を並べないと説明できないものだったため、理解することを諦めた。(その研究者の説明が下手なだけかもしれない)
基本的にテンションが低いダウナー系の少女で高二病。
夢を打ち砕かれた経験を持つためか「夢」や「希望」といった言葉に対して否定的だが、それを表に出すことは無い。他人が夢や希望を抱いたところで「勝手に抱いて勝手に絶望しやがれ」と心の中で思っている。(切実に願ってはいない)
ニヒルな人格や思想を持っているが、普段の素行は善良そのもの。文句を言いながらも結局は頼みを断らなかったり、救いの手を差し伸べたりする。
レベル4による多額の奨学金と科学技術貢献への報酬により大量に金が有り余っており、本人が庶民出身のせいもあって使い道に悩んでいる。
あまりにも通帳に金が溜まり過ぎると、間引きするかのようにポンと多額のお金を置き去りの保護施設に寄付したりしている。
独り言が多く、一人だとたまに自作のヘンテコな歌を歌ったりする。そして誰かに聞かれて赤面する。
意外と友達が多い。
【特徴】
癖っ毛の目立つセミショートの黒髪で癖っ毛を抑える為に大量の髪飾りやヘアピンを付けているせいか、後ろから見るとちょっと地味なクリスマスツリーが歩いているように見える。
目付きが非常に悪く「死んで地獄に落ちて、記憶を保持したまま再び現世に戻って来た魚のような目」と言われる。
それを隠すかのように縁の太い眼鏡をかけている。
身長は170cmと高く、着痩せする体格だが脱ぐと凄い。どれだけ凄いかっていうと、服の下にヒマラヤ山脈が眠っている。
【台詞】
「まったく…なんで私がこんなことをしなきゃいけないんだ。こういうのは高レベルの念動力者にでも…ああ、そういえば私もそうだったな。また夕食はコンビニか」
「お前らは良いよな。レベル0で。私なんかレベル4なのに現象がミクロ過ぎて…もう夢も希望もねーよ!」
「今日も研究♪明日も研究♪明後日も研究♪研究所と学校と家を繋ぐトライアングルを歩く日々~♪え?これぜんぜん遊べないじゃん」
【SS使用条件】
ご自由にどうぞ。

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最終更新:2020年08月10日 10:52