【名前】アーチボルド=ヘースティングス
【性別】男
【所属】魔術
【能力】円卓の騎士ガウェインが所有する剣のレプリカ、「円卓の剣(ガラティーン)」で戦う。
【能力説明】
  • 「円卓の剣(ガラティーン)」
アーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人、ガウェイン卿が所有する「ガラティーン」の名を冠する霊装。
両手持ちの西洋剣がベースとなっている。
少ないガラティーンの伝承をかき集め、それらを最大限に再現した一点物。
ただのレプリカに過ぎないが、かなりの威力を持ち、いくら切っても刃こぼれしない見事な切れ味を誇る。
ただしこの再現度の高さは絶妙な相互バランスの上に成り立っているものなので、一部が少しでも狂えば全体の効果が失われてしまう。
強力な霊装だが、その反面、わずかでも欠損すればただの剣に成り下がるというリスクを孕んでいる。
また、ガラティーンの所有者であるガウェインは「日が昇るにつれて力が三倍になる」という特殊能力を持つ。
このことから、両手にはめたグローブに魔術的な細工を施し、「両手」という一部分をガウェインに似せることによって、「円卓の剣(ガラティーン)」にガウェインの特殊能力と同じ効果を付加している。
朝方から昼にかけて、時間が経過するごとに威力が増大していき、最高時である正午には平時の三倍もの力を発揮する。
なお、この追加効果には「太陽光が当たっているときにのみ発動する」という制約があり、直接日光が当たらない室内や地下などの場所では効果が無い。
【概要】
自らを「騎士のなり損ない」と称する没落貴族のイギリス人男性。
フリーの魔術師として活動している。魔法名は「juratio094(全ては祖国のために)」。
代々王家に仕えている騎士派の貴族の出生まれで、騎士になるべくして生まれ、幼い頃からそのための教育を受けて育った。
しかし騎士団への入団を目前にして、彼の父親・ランドルフ=ヘースティングスが反逆罪に問われ処刑されるという事件が起こる。
爵位の剥奪という厳しい処罰が下され、さらにアーチボルド自身も騎士団を追われることとなった。
その後は凄惨な生活を余儀なくされたが、いつまでも燻っているよりはイギリスのために行動した方がマシだと思い立ち、一介の魔術師として活動し始める。
イギリスと王室に対する並々ならぬ忠義心・愛国心を持っており、騎士の位を失った後もそれは変わっていない。
誠実な性格で、彼を知る者からは「騎士道精神をそのまま体現したかのような男」と称される。
ただしその正々堂々っぷりが仇となり、窮地に立たされてしまうこともあるとか。
基本的に「イギリスの利益になること」を行動理念としており、英国にとってマイナスになりかねない魔術結社の活動を阻止したり、国内に潜む不穏分子の排除などを行っている。
時に必要悪の教会の魔術師とはち合わせることもあるようだが、共に「イギリスに利益をもたらす」という似たような理念を持つためか、戦闘になることは少ないらしい。
なお、彼の父親であるランドルフ=ヘースティングスは、実際には反逆罪など犯しておらず、かつて騎士団に属していた頃の彼によって殲滅された「とある魔術結社」の残党の策略によって冤罪を被せられただけだった。
魔術師として活動する過程でこのことを知ったアーチボルドは、父の名誉を挽回すべく、「とある魔術結社」とその残党の正体を探り始めている。
【特徴】
長身で金髪碧眼、精悍な顔立ちと、まさに絵本に出てくる騎士のような容姿。
騎士の鉄甲冑を改造・簡略化したものを身につけている。色は金属光沢のある銀で統一されており、外観はバイク用のプロテクターに近い。ただし、魔術的な手法によって改造しているため、防御力は騎士団の配給品にも匹敵する。
【台詞】実直な感じの男口調。人称は「私」「貴殿、貴方、貴様」「彼、あの方、奴」など。
「私の名はアーチボルド=ヘースティングス。『騎士のなり損ない』だ」
「たしかに私は騎士団を追われた身だ。だが騎士であろうがなかろうが、私の英国を思う心に変わりはない。ならば私は私のできることをするまでだ」
「どうやら争いは避けなれないようだ。仕方ない、手合わせ願おうか」
「……全ては、英国の反映と栄誉のために」
【SS使用条件】 
ご自由に

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最終更新:2013年12月23日 22:49