【名前】ゲラルド=スヴェルドルップ
【性別】男
【所属】魔術/北欧系
【能力】北欧神話をベースとした海を操る術式を扱う。
【能力説明】
  • 「波の乙女の制御術式」
北欧神話に登場する海の神エーギルとその娘達をモチーフとした、海を操る術式。
海の神エーギルの魔術的記号を抽出するなどして作り出した、遠隔制御装置(コントローラー)のような形状の霊装を用いる。
遠隔制御装置のスイッチを入れることでエギールの娘達である「波の乙女」を疑似的に召喚し、それらのコントロールを可能とする。
ただし、完成途中の不完全な術式なので、「波の乙女」の何人かは制御不能の状態にあるらしい。
「波の乙女」は九人の姉妹で、それぞれ「天に輝く乙女(ヒミングレーヴァ)」「沈める波の乙女(ドゥーヴァ)」「血まみれの髪の乙女(ブローズグハッダ)」「高くせり上がる波の乙女(ヘヴリング)」「叩き付ける波の乙女(ウズ)」「重なる波の乙女(フレン)」「取り囲む乙女(ビュルギャ)」「漂流者を弄ぶ大波の乙女(バーラ)」「押し寄せる大波の乙女(コールガ)」という。
これらの「波の乙女」の虚像(レプリカ)を制御することにより、間接的に海を操作することができる。
九人の「波の乙女」の持つ効果は、以下の通り。
「天に輝く乙女(ヒミングレーヴァ)」:天に届かんばかりに高い、竜巻のような渦を作る。
「沈める波の乙女(ドゥーヴァ)」:大きな波で標的を呑みこみ、水中深くへ沈める。
「血まみれの髪の乙女(ブローズグハッダ)」:現時点では制御不能。
「高くせり上がる波の乙女(ヘヴリング)」:波をせり上がらせ、水の壁を作る。
「叩き付ける波の乙女(ウズ)」:巨大な波で標的を叩きつける。
「重なる波の乙女(フレン)」:現時点では制御不能。
「取り囲む乙女(ビュルギャ)」:標的を三六〇度取り囲むような大波を立てる。
「漂流者を弄ぶ大波の乙女(バーラ)」:大波によって水をミキサーのように撹乱する。
「押し寄せる大波の乙女(コールガ)」:標的を追跡する大波を立てる。
ちなみに、海水ではないただの水を操ることも可能。
しかし海水に比べると操作の精度が格段に下がるらしく、その場合は塩を散布するなどして海水に近づける必要がある。
【概要】
ノルウェー出身の北欧系魔術師の青年。
豪快かつ大雑把な海の男で、細かい事は気にせずその場の勢いで突っ走るという男気溢れる性格。
航海術を備えており、自前の小型漁船を乗り回してバルト海やヨーロッパ周辺の海を旅して回っている。
長年の経験から培われた勘と常人より優れた五感を併せ持ち、天気予報なんかも八割方当てて見せる。
羅針盤や海図無しに太平洋のド真ん中に放り出されても、天体の位置や動き、風向、海流や波浪、生物相などから判断し、目的地に辿り着くことができるらしい。
故郷ノルウェーで色々と面倒くさい事情を抱えた北欧系魔術師の少女と出会い、それ以降行動を共にしている。
小型船であちこち巡っているのも、彼女を狙う追っ手から逃れるためというのが理由の一つ。
魔術師としての腕は中の上辺りだが、海上戦では破格の強さを発揮し、これまでも何度か海上で追手を撃退している。
【特徴】
長身で筋肉質、ガタイの良い大柄な男。茶髪に緑眼。外見年齢は二十代前半くらい。
一見強面だが、子供のように表情豊かで喜怒哀楽の変化が激しい。
背に大きく彫られた海神エーギルのタトゥーが特徴的。
防寒用の術式を施しているらしく、たとえ北極海にいようが地中海の観光客レベルの軽装で行動する。
【台詞】無駄に声がでかい。人称は「俺」「テメー、アンタ」「アイツ、ソレ」など。
「おう、ここに留まってられるのはそろそろ限界っぽいな!! よっし次はオランダ行ってみようぜ、オランダ!!」
「だー、こりゃ一時間後くらいにひと雨来るっぽいな!! おーいエディス! 飛ばすから落っこちねえように掴まっとけよ!!」
【SS使用条件】 
ご自由に

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最終更新:2013年12月23日 22:57